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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
   =時々の記=2011102915290000.jpg
    (69)
 
10月14日
先日、Mさんのところへ、お見舞いに行ってきました。びっくりしたのは、その日の朝から、39度3分の熱が出て、呼吸も苦しく、酸素吸入をされていました。看護師さんが出てこられ、お家の方ですか?といわれたので、はい、とそのような者ですと答えますと、このまま、熱が下がらなかったら、この施設に居ることはできません。でも、熱が下がれば、ここで、あづからせていただきます。そのような大切な判断は、やはり、子供さんに聞いていただかないとお答えして、Mさんと呼びかけても、息苦しそうにされているので、そのまま、車に戻って、神様どうぞ、苦しみを拭い去ってくださいとお祈りしました。その後のことが心配で、何もする気力も出ません。夕方まで待ってもう一度、施設に電話をいれましたら、熱が下がりつつあるとのことで、ほっといたしました。
その翌日は、H先生のお母様のところに、お見舞いにいきました。元気よく、挨拶をしてくださり、”私のところに来てくれようとする気持ちが何よりうれしい。”といってくださり、共に手を取り合って、涙の祈りになりました。
 
10月17日
15日は、今年が最後であるかのような寂しげな村祭りが雨の降りしきる中、行なわれていました。最年長の方は、86歳です。100段もの階段をふうふう言いながら、往復していました。もう来年は無理やなとつぶやきながら。若い者も、年老いた者も、明日への不安を抱えながら生きています。でも、キリスト者は、同じように、不安はありますが、明日のことは思い煩うな、と聖書のイエス様のみ言葉を信じて生きていける幸いを感謝いたします。私も、少し体調をくずしてしまいました。
 
10月20日
山添は、まだ紅葉はあまり進んでいません。でも、確実に秋が深まっていくのが感じられます。朝、5時からの犬たちとの散歩は懐中電灯なしでは前に進むことができません。この犬たちと一緒に過ごし始めて、10月でちょうど10年になります。先日、動物病院にワクチンを接種しに行きましたら、先生が皆、年をとりましたね。人間に置き換えればもう60歳ですよと・・・。そういえばどの子も、黒かった口の周りが真っ白になっています。
人間の白髪なのでしょうね。動物を飼っていると、やはり、飼い主として、責任を感じます。3日間体調を崩して寝込んでしまいましたが、犬たちの世話にだけは起き上ることができました。今日は、やっともとに戻りほっとしています。
秋の川瀬音響く哉バーベキュー
椿の実落ちて急坂転がりぬ
山の端の朝焼けしかと秋晴るる     馬場路哉
秋晴れも今日までとか・・・。
 
10月26日
今日、カタログにて、大阪キリスト教書店で、クリスマスカードやカレンダーを注文いたしました。昨日、体調が悪くなったので、今度は、寝ているだけではだめだと判断し、診療所へ出掛けました。若い研修医の先生でした。ちょっぴり頼りなかったのですが、いただいたお薬で、今朝は起き上がることができました。ほっとしています。
細き木にかりん大きく実りけり
木犀や忙しき中にゆとりあり
翠黛(エメラルドのようないろ。すいたい)の山よりの川澄みをりぬ
馬場路哉
今朝は曇っていますが、主人は朝の散歩だけではたりないと、上野公園まで車で行き、そこらへんを散歩すると言って出かけました。歳の割には、また大病を患った割にはとても元気です。感謝です。
 
11月7日
11月6日は、私の63歳の誕生日でもあり、父の天に召された日でもありました。私が生まれた誕生日のその日に父が亡くなって、早や10年が経ちました。時代は移り変わり、伝道の方法も変わってきています。やはり今の時代には、ジャーナルのようなパソコンを用いて、信仰を持ちたいと思っている方が多いように思われます。
今日は、主人が40年前に読売新聞に投稿した俳句が今また掘り起こされ、この月の俳句誌に掲載されましたので、それをご紹介させていただきます。
良心を説く襄(じょう)の碑へ落ち葉踏む    馬場路哉
この句の解説。
40年以上前、俳句を始めたころの句である。当時、青畝先生が選をしてくださっていた。
同志社大学の正門を入ったところに、”良心の充満したるますらおの来たらんことを”と書かれた碑がたっていた。卒業後も印象に残っていたので俳句を続けられた。この文言が新島襄の手紙の中のものであることが数年前、文庫本で知った。退職した頃の俳句は日記のようなものになった。日々の生活の中で、自然から、受けた印象や、感動を読めばよいのだと思っている。青畝先生はカトリックの信者であった。
今朝も、散歩からかえると、俳句手帳になにやら、作っていました。
 
11月8日
クリスマス礼拝は教会でを、願いつつ、一日一日歩んでまいります。
実を付くる朝顔のつる模様なす
城山に滋賀の秋嶺見はるかす
酔芙蓉眠る如くに萎れをり
白露の日に輝ける草を刈る
休耕田コスモス広く華やぎぬ          馬場路哉
 
                                                             馬場暁美
                      (上野緑ヶ丘教会員)
 
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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