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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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   その愛のゆえに
   =時々の記=P4270213.jpg
    (74)
 
4月16日
体調を崩して二年振りに教会の礼拝に出かけることが許されました。多くの方たちとご挨拶をしようとするのですが、言葉になりません。この二年の間、決して、教会のみなさんのことを忘れていたわけではないのですが、行くことができなくなっていた信仰の弱さを感じとりました。イエス様に、昨日も今日も変わらない御言葉に強められ、教会の方のあたたかいお心に迎えられました。久しぶりに多くの方とのお交わりで、疲れ切ってしまいました。次の日は、午前中、ずーと休んでいました。
主にある兄弟姉妹と、お会いすることができ、あふれ出る涙を止めることはできませんでした。Kさんご一家は、三人の女の子に恵まれ、とても幸せそうでした。ご挨拶をしようと思っても、胸がいっぱいになり握手をして帰りました。先生から、一言と言われたのですが、ずーと長い間、祈り続けてくださっていて、何を言っているのやら、訳のわからないご挨拶となってしまいましたが、ただ、ほほを伝って流れ出る涙をぬぐおうともせずの時でした。
 
4月17日
今日は、やっと山添村の桜が満開になりました。今年は、いつもより十日ほど遅く、見ごろとなりました。桜祭りが地元の中峰山で行われ、私たちも、何か出品せねばと、主人と二人で、およそ30人分のおでんを作ることにしました。大きなお鍋いっぱいに二つ。昨日から、仕込みにかかりました。今朝早くトラックに載せて、運びました。はたして、どれだけの方が味わってくれるかわからないのですが、とにかく、無事に仕上げられてほっとです。
フィリピンより来たるかや初ツバメ
紅梅の増えて梅渓華やげる
チェンバロの春の到来奏づなり
早瀬ありおそせのありて春の川
竹かごを編みをる老いや春日影       馬場路哉
 
4月21
こちらは、また、激しい雨と風にみまわれています。天候が不順です。今朝、朝の犬たちの散歩にでかけていると、大きなイノシシに出くわしました。タケノコを餌に捜しまわっているようです。野生の動物たちにとって、生きていくために必死の手段です。山道も、イノシシが歩いた後で、とても、危険な思いにさらされました。
主人はもう少しで、転倒しかけました。主人も転倒すると、脚に入っている、金属が突き出てくるから、絶対に転んではいけないと厳しく、主治医の先生から、注意されています。
これからは、また雨が多いので、朝の散歩はしっかり足元を見て、気を付けたいものです。
 
5月1日
緑のそよ風に乗って、昨日、4月30日、五月号のジャーナルが届けられました。
心から感謝いたします。みなさん、ジャーナルに支えられて、生かされていることがよくわかります。今月の言葉、小閑記に励まされ、私たちは、見えるものによらないで、信仰によって歩いているとのみ言葉を、いつも胸に刻み、この世の誘惑に陥らないように、心したいものです。
きょうから五月。一年中で一番気持ちの良い季節がやってきました。
散歩の途中に見る山の景色は、濃い緑、淡い緑が折り重なって、しばし、絵の中に浸っているようです。急に真夏のように暑くなり、野の草花は、もはや初夏の装いとなりました。
水野源三さんの詩にありますように、神様の大きな御手の中で、私は私らしく生きる。
今日一日、そうありたいと祈りつつ、過ごしたいものです。
 
5月5日
小さな畑にミニトマト、ピーマン、パセリを植えました。どれも、素人でも何とか、実らせることができるものばかりです。ゴールデンウィークも、後半に入りました。
田舎から、都会に出ている方たちが里帰りをしています。田んぼでは、稲の苗が植えられています。全部、機械化されています。はやいもので、今日は暦の上では立夏だそうですが、まだ、冬物が必要な朝夕の冷え込みです。
道の辺の色を浮かべてよもぎもち
喜びていそしめる声初ツバメ
犬死ぬや春の寒さの強すぎて         馬場路也
この連休は、畑を耕すだけで精一杯でした。何しろ慣れない者ですから、大変時間がかかります。昨日、やっと苗を植え付けることができました。この野菜が食卓に上がるころを楽しみに、世話をしていきます。
 
5月10日
5月とはおもえないほど、とても肌寒い朝です。明日もこのような日が続くとのこと。健康管理に気をつけないと、風邪をひいてしまいそうな天候です。
明日は、母の日ですね。
学生時代にポーリン・マカルピン先生が、母の日礼拝で、アメリカでは、この母の日をとても大切にしていると教えてくださいました。そして、寮生皆で、讃美歌510番「春は軒の雨 秋は庭の露。母はなみだ乾くまなく 祈ると知らずや。」と歌いながら、それぞれの故郷にいる母のことを考え、過ごしたものでした。
山道や床し残すシャガの花
若草の炎のごとく伸びるなり
山吹の白壁の塀迫りだしぬ
この村の水源なせる山若葉
新しき町に幼き花水木           馬場路哉
 
                                                              馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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