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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
   =時々の記=
    (78)

8月29日
今月号の言葉の中に出てきます、讃美歌538番は今まで何気なく歌っていました。しかし、この歌詞をかみしめながら歌いますと、本当に朽ちゆくわが身ではありますが、十字架にのみすがって生きるとき、苦しみから、喜びへ、悲しみから忍耐へ、と変えられていることを信じることができます。
昨夜NHKの、クローズアップ現代を見入りました。特攻隊員たちが遺書を残して、潔くこの世のために死んでいくのですが、その家族に宛てた遺書が回収されてしまった現実に何か、やりきれない思いがいたしました。ちょうど今月号の遠山さんのビルマ戦犯記を読んでいましたので、重なって、どんなに辛かったでしょうにと胸が痛みました。
若い人たちは最後に亡くなる前に、お母さん、お父さんと家族の名を読み上げて、突撃していったのですね。戦争を知らない私ですが、このようなことは二度と起こってはならないことだと、痛感いたしました。
遠山さんはよく無事で帰ることができましたね。恵那で行われていた信徒修養会で、雀のお宿キリスト教会館が宿泊者でいっぱいで、泊まれなくなったとき、主人は、遠山さんのお宅で、泊まらせて頂いたと言っていました。懐かしいよき思い出でもあります。
 白杖で歩む学徒の日焼けかな
 遅れたる音奥ゆかし遠花火
 生まれたる村に行きたる墓掃除     馬場路哉
朝の散歩は少し暗いですが、涼しい空気をいっぱい吸って、一日の始まりです。
源三さんの詩にありますように、神様に生かされていること、愛されていること、守られていることを知る日々でありたいです。

fbf9fade.jpeg9月3日
ジャーナル9月号を毎日読み返しては強められています。特に岡田先生によるすすめは、聖書を読むこと。礼拝に出ること。その大切さを感じ取っています。また、マカルピン先生による二人の女性のマリヤとぺルシスのように神様に仕え、平信徒であっても、教会の中で困っている方への配慮、悩み悲しんでいる方への働き掛けはとても学ぶところがあり謙遜にさせられます。少しでも、そのようになりたいと切に祈るものです。
今日から、孫たちは、二学期です。行事の一番多いときですから、早く夏休みの生活を切り替えて、学校生活になじんで、頑張ってほしいものです。私たちの近所では、今まで誰よりも元気で、若者以上に頑張って働いていた方が急に倒れられました。とても衝撃が大きいです。
特に、いつも、誠実な仕事ぶりの方でしたので、皆、どうしてと震え上がっています。人生の不条理を何度も経験してきた私ですが、隣の方にはどうやってお慰めの言葉をおかけしてよいのか戸惑っています。できることは、隠れたところで、神様にお祈りするしかありません。どうぞ神様願わくばお元気を取り戻すことができるように。看病をなさっていた奥様の上にお守りをお願いします。と。
 盆過ぎて静かとなれる隣かな
 ほおずきの灯り残るや朝散歩
 朝まだき砂丘の沖にイカ釣り火
 大粒のブドウを買ひ求む
 朝顔を赤白青に大別す     馬場路哉
昨日はまだ体調がすぐれない中、主の日の礼拝に出ました。信友が心配してくれました。あまり無理をしないようにと。その一言がとても身に染みて嬉しいでした。
教会で、70歳以上の方を対象にお祝い会がありました。主人はあと二年で、70歳になります。
もう、どこから見ても、高齢者です。本人は、まだ元気と思っていますから頑張ることができるのですね。
ロンドンパラリンピックが終わりました。多くのハンデイを持ちながら、それらを乗り越えて、参加出場されている方たちには非常に勇気と生きる力を与えられています。どんな境遇に遭遇しても、ポジティヴに生きていくことの大切さを教えられています。
 竹落ち葉散り敷く小道朝散歩
 勢いに目を見張りもす樫茂る
 姉はたも弟かごで虫を追う
 一年の苦労を聞きぬブドウ園
 庭千草小さき花を刈らでおく    馬場路哉
朝の散歩は、行きはまだうす暗いのですが、帰りは、少し明るさが出てきます。うす紫の野菊が可憐に咲いています。思わず、「可愛いい野菊うすむらさきよ・・・」と小声で口ずさんでいました。また、土手には、コスモスが咲き始めました。もう自然界はすっかり秋バージョンです。

馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)


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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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