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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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033a9c10.jpeg   自閉症者のひとりごと

(70)

2月18日
何もする気にならず、夕食だけ作って寝ていました。
ずっとそんな日々が続いて、でも過ぎゆくままにする時も必要なんですよね。回復には時間が必要らしい。しかしそれがもどかしいのです。

2月20日
わたしはアトピーで真っ赤な顔をして、髪を切りに行きました。切ってもらっているうち、一言も話しませんでした。眼鏡を外しているので、雑誌は読めないし、早く終わって欲しかったので、無表情の客になっていました。朝なかなか起きられないので、医師に薬の量を調整してもらったらいいのかなぁ・・・。なんとかよくなりたい。

2月28日
夢をみました。はっと目が覚めたら、朝の5時くらいでした。悪心がして、吐いていました。もしかして、記憶がなくなるまでアルコールを飲んでいたのではないかと思い、不審な行動をとっていないか聞いて回っていました。どうしよう。どうなるのだろう。気が付いたら、夢であることがわかりました。あまりにもリアル過ぎて、飲んでいてもおかしくない状態なんだなと思います。神様のお守りを願いました。しばらくは感情のブレがあるだろうことを実感します。今日一日、どう過ごせるのかな、心配の先取りをしても意味ないし、とはいえ段取りが済まないと落ち着かないたちなので。それこそお委せなんですよね。

3月1日
私の病気の特徴とはいえ、昨日とはうって変わって、今日はカリカリしています。放り出したくなります。なんだろう、自分でもついていけないです。妄想に走って、危うくそれをしようとしたり、一日中眠っていたので精も根も尽き果てたという感じです。

加納さおり

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993922dd.jpeg   自閉症者のひとりごと

(69)

1月28日
年明けから葬儀やら母の見舞いやら主人の風邪やらで、心身共にダウンしております。もともと心身の回復には人の3~5倍くらいかかるので、今は何時ものように布団に潜っています。もうそろそろよくなる頃と思ってはいるのですが・・・。そんな時、決まって考え方もおかしくなっていて、行き詰まり、常に言い訳ばかり考えている状態です。
早く元気になりたいものです。

2月2日
私たちの場合は、お互いに支援し、される関係はとても難しいですよね。人道からいえば、そりゃほっとけないでしょ、という時もある。信仰者として、その状況をどう捉え、どうあったらよいのかもとても大切ですよね。私はある自助グループに入っていますが、そこでは、「私の責任」という文言があります。私の責任とは、誰かが、どこかで助けを求めたら、必ずそこに(自助グループ)愛の手があるようにしたい、それは「私の責任」だということです。自助グループとは、一人のある病気を持った人がもう一人の同じ病気の人の人を手助けすることにより、二人とも病気を発症しないでいることができるという真実を発見したのが始まり・・・という言葉が思い起こされます。難しく考えることではありませんが、継続して行うことが大事です。祈り続けなきゃ・・・。導きを求め、今日一日を生きる。大変そうだからこそ。継続するってことは、責任です。

2月12日
昼前から、目の前がフラフラして、眩しくて影が強く見えます。起立性低血圧だとは言われていますが、こう続いてはかなわない。半分は薬の副作用だと思われます。でもあの薬がないと激しく混乱を引き起こすので、どちらを取るかと言われたら、立ち眩みしてでも落ち着く薬を取りますね。残り半分は心因性のものかなあ・・・。
怠け者なんだなと認めます。昔からそうですね。手を抜くことばかりをずっと考えています。だから、病人になるのが得意になっていました。

 加納さおり


   f2282000.jpeg自閉症者のひとりごと

(68)

1月9日
 12月は本当に体調が悪く、気持ちも不安定で辛い日々でしたので、メールも出来ませんでした。そして今度は、新年早々風邪をひいて、ダウンしています。実家(母)の実態を見て頭を抱えるはめにもなってしまいました。そして風邪でくたくたになって、ついには鼻水が止まらなくなり、喉に違和感。二日間くらい寝込んでいたので、かろうじて発熱の一歩手前でした。母に紹介したメンタルクリニックに、やっとかかってもらえるようになったのはよいけれど、母にはわたしが一緒に行くことを条件にしていました。父がわざわざ来ることもないと言ってくれましたが、母はそれをどう受け入れるのか気になるところです。元気な時のメールは簡単でも、病気(心)の時には何も出来ないものですね

1月11日
 風邪が長引いて、おまけに、母の狂ったような電話に対応していたら、ますます気分が悪くなり、ここのところ、寝込んでおりました。気持ちを言葉に表すのが、億劫になっていました。
 
1月14日
 本当は自分のことで一杯いっぱいですが、何とか母のことでも安心したいです。しかし、痴呆ですから、薬の管理は出来ていませんので薬物依存は相変わらずですが、専門医にかかれたことは幸いです。医者の方で見ていてくれていると思っていますから・・・。
わたしの方は、眠れてはいると思いますが・・・。

   加納さおり

decd9231.jpeg   自閉症者のひとりごと
               (67)
 
  がんばった あなたに
 
今年も本当にお疲れさま この一年もよくがんばったね!
ときには ちょっと失敗したり
なかなか うまく 前に進めなかったり 
思わぬアクシデントにあったり することもあるけれど・・・
みんな みんな ムダじゃないよ!
きっと みんなの心に 届いてる
きっと あなたの未来に つながっている
がんばった あなたに 素敵なクリスマスが
やってきますように!
 
これは、加納さおりさんが贈って下さった小さな絵本のことばです。
今月号の「自閉症者のひとりごと」として、お届けいたします。
 
   自閉症者のひとりごと
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10月16日
神様にお祈りしてから横になったら、午前中は小一時間ほど眠れたので、助かりました。でも午後からが大変。食べて飲んで吐くの繰り返しです。それでも何とか洗濯をしました。
気分休めの、例の喫茶店は定休日。困ったなあ・・・。
昨日、母から連絡がないけど、病気じゃないかと電話をくれました。なんともないよと言いましたが、本当は精神的に病んでいて、どうしようもないんだと言いたかったです。

11月1日
麻酔科と皮膚科に行ってきました。くたびれた。午後からは精神科です。
精神科を軸に治療をして、それから痛みの治療だねと麻酔科では言われました。それで納得しました。日々感じたことをノートに書くことは大事みたいです。それと医師に訊きたいことを書き出しておく。何故このような状態なのかとか。
それとリハビリのために週に2回電気をかけに来てみてはということでした。
夕食は作る気力がなくなったので、弁当を買って帰りました。

11月7日
今日は午後から、自立支援証(精神通院)の再支援の手続きのため、電動自転車で保健所に行ってきました。最近のわたしにはできなかったであろうことだ。
明日の食事のことやら、ミーティングのことやら、いろいろなことが頭に浮かんできたが、先々のことなんかわかりっこない。今日一日だけのことを考えて過ごそう。今日一日の大切さを感じた今日です。

加納さおり
   自閉症者のひとりごと
             (65)

10月9日
昨日、午後から主人と彼岸花を見に行きました。電車に乗ってとことこ歩きました。堤防一面が真っ赤に染まっていました。あれは美しいというより、強烈な色がびっしりで凄いと言ったほうがいいです。例によって主人は、カメラをいじっていました。休みということもあって、多くの家族連れやカメラマンで賑わっていました。
帰りは、結婚記念日として、レストランでご飯を食べました。以前よりは眠れるようにはなりましたが、それでもまだイライラしています。何をしていいのかわからないのです。今のところ就労するところはないですし。ミーティングにもろくに行けないのです。背中がだるくて。
今週末、受診するので、この落ち着きのなさをなんとかしてもらいたいです。ささやかなのですが、花を買ってきて、花瓶にいけました。

10月10日
夕食は作ってしまったし、かといって、掃除をするのも億劫だし、本は読みたくないし。何もすることがないと落ち着かない。何時がぶ飲みするかも分からない。昨日のうれしい出来事が何の意味も持っていないとは、なんと悲しいことか・・・。晴れのち曇りなく大嵐、まるでジェットコースターだ。

10月15日
眠いのに眠れない。落ち着かないです。またがぶ飲みをして、気分が悪くて、吐いてしまいました。もう最低。でも以前よりは眠れるようにはなりましたが、それでもまだイライラしています。何をしていいのかわからない。このままでは駄目なので、何とか働きたいと思っているのですが・・・。

加納さおり

   85daace7.jpeg自閉症者のひとりごと
        (64)

8月30日
また食べて水を飲んで吐きました。まずいですよね。何に原因があるのだろうなぁ。この状態が何日も続いている。家の中にいるからそうしてしまうのだろうか。でも、外は暑いし、目的もないのに外出なんか出来ない・・・。
過食嘔吐だけど、わたしの場合、手を喉に突っ込んでも反射は強くないので、水を飲んで水を吐く感じで、あぁまた太るなぁと思いました。太っているので、主人が嫌がらせを言ったりしたりするのです。それが嫌で太ると困るのです。腰にもくるし。

9月3日
生きている気力がないです。悲しいです。信仰が足りないからなのでしょうね。きっと・・・。お昼から洗濯をと思い洗濯機の蓋を開けたら、取っ手が壊れた。業者に電話したら洗濯機の件はとりあえずめどが立ちました。今度は、また過食に走り吐きました。何でこうなってしまうのだろう。もうウンザリです。罪悪感と落ち込みと不安に苛まれています。どうにかなってしまいそうです。

9月5日
先ほど炭酸ジュース(0カロリーと銘打ってある)をしこたま飲んだのに、昔風喫茶店にきました。何をするわけでもなく。ママさんに、いつものでいいですか、って聞かれて、思わず、はい、なんて言って。お金が続くかしら。昨日の喫茶店のほうが安いんだけど、距離があるので。それに水曜日休みだし。

9月7日
最近、ムッとすることはあっても、楽しいと思うことは少ないですね。CDで音楽を聴いても、生演奏でないと、無反応。花でも一つと思ったがベランダの鉢植えが枯れてしまったので諦めた。切り花でもほしいと思うのですが、買ってくる気力がありせん。美術展を見に行きたいと思うのですが、名画だから観たいというだけで美しいものに触れたいという気持ちはありません。だから、億劫というのがあります。
空気がおいしいとか、夕日が美しいとかも思いません。何んとも潤いがないですね。
人の生き方が美しいと感じることもないですね。ないないづくしの日々ですね。


加納さおり


   
    自閉症者のひとりごと
       (63)
 
7月27日
今日はバテて午前中寝ていました。わたしにはオリンピックはそれほど関心がなく、寝不足ということではないのですが、おかしいなぁ・・・。珍しく穏やかに過ごせていますが、何だか変な感じ。自分で方針を変えたのです。こちらからいつも父にメールしていたのですが、それをやめたのです。実家のことを気にしていたら、わたしが参ってしまいますから。今日も父からメールがきました。てんやわんやの大騒ぎのようでした。
 
8月2日
わたしはビクビクしている。いつ母から電話がかかってくるのか、である。内容はいつも同じ。具合が悪いので来い、断れば罵り。だから、マナーモードにして、電話に出ないようにしている。悪いとは思うのですが、母にも、頼るところはわたしじゃないということを、知ってほしいから。
 
8月3日
祈るとき、どうしても、苦しみに耐えることより、苦しみに合わないように祈ってしまう。柔和に耐え忍ぶ心より、耐え忍ばなくてもよい日になるように祈ってしまう。慈愛などどちらでもいいと思ってしまう。何かに怯えているのかもしれない。母からの電話かもしれない。


8月7日
成り行きで、何となくfacebookに入ったのはよいのだけれど、何をどうしてよいかわからないので、うっかりしたことをしたら大変だと、怖くなってしまいました。そこで、とりあえず、アカウントを削除しようと思い、ネットで退会の仕方を探して、ようやく削除に至ったわけです。14日後に完全削除になるそうです。その間、わたしに成りすました人がもしログインしたら、わたしに成りすました人がわたしを語って、騒ぎを大きくするかもしれません。ネット社会は怖いですから、むやみやたらに首を突っ込んではいけないと、反省しきりです。
 
8月14日
わたしは太りやすい体質なので、いつもは食事のコントロールをしています。
太るとみっともないばかりか、LLサイズの服は割高だし、何よりも、腰に負担がかかります。思春期の頃の痩せ願望とは違って、健康にかかわってくるのです。ところが、何かが外れて、落ち着きがなくなると、無性に口に何かを入れたくなるのです。それが、アルコールだったり、タバコだったり、食べ物だったりするのです。アルコールとタバコが封印状態なので、食べ物に走るのです。そうなるとコントロールがきかない。依存性は治らない病気なのです。
 
加納さおり
 
 
97cabd9b.jpeg   自閉症者のひとりごと
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7月4日
母の見舞いで疲れたのか、昨日は一日寝ていました。今朝もしんどくてぐったり。
昼に精神科に行ってきました。そうしたら、じっと座っていられなくて、身体をずっと動かしていました。常同運動かしら。父からのメールで、母の胃の具合が悪いとの連絡がありました。薬は出してもらっているが、なかなか効いてこないようです。祈っています。
人のことを心配している場合じゃないのに、気になりますね。父も辛いみたいです。

7月7日
自分で抱えていると辛くなったので、メールします。
妹からの電話で、母の入院のことを、話さざるを得なくなりました。それで気がついたのですが、両親は共依存関係に陥っているのではないか、と。母は具合が悪いとひとりでいるのがいやなので、ナースコールしては、父に電話してくれというので、看護師は仕方なく、父に電話してくる。父は母の傍にいることがよかれと思って、朝早くから夜までいてやる。父は人の世話になることを、超非常に嫌う人。だから、全部抱え込む。そのうち倒れるんじゃないかと思います。父依存症の母には、そのほうがいいんじゃないかと思える程です。夫婦の問題として成り行きを見守っていくほうがいいのか、家族として介入したほうがいいのか、分からなくなってしまいました。

7月10日
母の退院予定の話が出ました。来週の水曜日あたりになりそうです。
退院後が大変。アルコールは家に(母の目に入らないように)置けないし、父の家事が再開するし、母は左腕を故障しているので、父の手を借りないと起き上がれないし。
わたしには何ができるのか、よくわかりません。頻繁に顔を出すようにして、父と母の話を聞くことかなぁ・・・。母は家事の手伝いをしろって言うけどね。
正直言って、退院がめでたいとは素直に喜べないというか、複雑な心境です。

7月15日
母の退院にともなって、実家にきました。母は認知症が進んでいるようです。
左腕に力が入らないので、仰向けで起き上がるには、人の手が要ります。だから、父がいないときは、わたしが手を貸すことになるのです。それ自体はいいのですが、傍にいて欲しいということは、父にとって大変だったなぁ~と思われます。

加納さおり
c9014064.jpeg   自閉症者のひとりごと
(60)

5月17日
就労は棚上げというより、諦めています。自分の体力のなさと、家事の両立ができないのと、出かけると頭がいっぱいになるのと、両親のことが気になるし。でも、自分にできることがないというのは、ほんとツライですね。

5月21日
腰痛で薬のお世話になって(脊髄刺激装置が効かない)、薬のコントロールに神経を使わなくてはいけないのですが、今回で何度目かの入院になるのだろう。一週間の予定なので、本は3冊持っていきます。聖書と、朝の祈り夕べの祈りと、契約の継承です。それと薬がやたら多いですね。
明後日手術ですが、お昼頃の予定なので、それまで寒い所で手術着を着て、点滴でしょう。手術室までは歩きだろうなぁ。左下にして寝転んだら、静脈麻酔でこてっとなったところで、始まるのでしょうね。全て病院にお委せ。後が痛かろうと、皆は心配してくれるけど、麻酔科なので、痛くなったらごねるだけ。今回は、オピオイド系の薬を飲んでいるので、そんなに鎮痛剤を出してもらえるとは思わないけど、そうなったら辛抱するだけですね。
なんとしてでも、一週間で退院しないと、月を跨ぐと高額医療費がきかないので、おとなしく養生します。

5月25日
今日も3時起き。祈りの本を読み、iPodで音楽を聴いていました。そのうちうとうとしたら、少し時間がたちました。早く売店が開かないかなぁ。傷口の痛みは減ってきました。昨日まではお腹の痛みがメインだったけど、今日は腰の傷口が痛むのが分かるようになってきました。病室にはわたししかいないので、気楽です。人は孤独で寂しくないかと言うけど、わたしにはこれがいいんですよねぇ。

5月27日
 入院ライフ・6・・起床時間を待って、朝一番で洗濯機へgo!一応入院中は洗濯しなくてもよい分の着替えは持ってきているんですけどね。これといってすることがないので。今日から点滴もないし、ヒマだなぁ。
 ナースステーションの電話の呼び出し音が気になるし、廊下からは見舞い客の話声に、うるさ~いと言いたくなりました。土曜日だから、特に賑やかなんだなぁ。
 持ってきた本は読み終えてしまいました。後は聖書を読むだけですね。
回診で火曜日か水曜日に、傷の具合を見て、抜糸し、その後退院という見通しが立ちました。

6月1日
今日は、午前中は洗濯と乾燥は洗濯機に任せて、寝ていました。母からの電話で目が覚めました。何だか元気そうな声でした。夕食を作っていたら、傷口が痛んできたので、また横たわっていました。受診するような異様な痛みではないので、いいのですが。痛いのは嫌ですね。

加納さおり


                  




22def409.jpeg    自閉症者のひとりごと
                (59)
 
4月16日
明日、明後日の事業所の体験はキャンセルしました。体調をちゃんと整えてからじゃないと。麻酔科で、慢性疼痛用の薬をもらってきました。効くとよいのですが。ぽかぽか陽気のせいか、花粉がよく飛んでいるらしく、鼻水たらたら。目が痒い。ここのところ、めんどくさいのと花粉が付くのが嫌で、洗濯物は乾燥機任せです。縮むのと、くしゃくしゃになるのが難点ですが。
さっそく母に会いに行かねばという気になりました。母の具合が悪くて、父も軽い鬱になっています。わたしが行ってどうにかなるわけでないし。お祈りしましたが、神様に手放せないでいます。おまかせしたいのに。文章がハチャメチャですみませんm(__)m
 
4月17日
今にもとんで行きたいくらいなのですが、わたしにも家庭があります。主人をほっぽらかして行くわけにもいきません。実家のことでは、主人には不便な思いをかけているし。バランスが大事ですね。父はこちらからメールでもしない限り、弱音は吐きません。だから、よけいに心配です。
わたしの願いは伝道です。でも、両親にどうみことばを伝えてよいか、想像も付きません。
みことばを聞く機会を与えて下さい、とお祈りしてはいますが。両親と一緒に祈ったことはありません。教会に行ってくれれば、一番いいのですが、母は外に出られるような状態じゃないし、父は宗教嫌いだし。わたしはどうも電話が苦手で、父にメールしてしまいます。母はメールができないので、電話をしてくれます。
それではダメなのかなぁ。直接電話したほうがいいのかなぁ。
 
4月20日
腰痛の痛み止を倍増してもらったら、嘘みたいにすっきりして、るんるんで外出まで出来ました(医者のところだけど)。でも、時間がたち、薬の濃度が下がってくると、ものすごく痛いのです。ヒィヒィ言っています。薬物って恐い。
アスペが元で、対人関係が悪くなり、鬱になって薬が手放せなくなって、腰痛でも薬のお世話になって(脊髄刺激装置が効かない)、薬のコントロールに神経を使わなくてはいけなくなりました。だけど、わたしにとって、ADLのためには必要なものなんです
 
4月27日
最近、アンチエイジングとか、ピンピンコロリという言葉をよく耳にするけれど、それって、年を取ることに否定的な考えから出てきてるのではないでしょうか。人は年を取れば、誰かの助けを必要とします。安心して介護が受けられない状況が、ピンピンコロリ願望を産んでいるのではないでしょうか。
 介護を否定するということは、障害者差別をしていることになります。
 自立は無理だけど、自律は大切に・・・。それが介護を受ける側にとっても、する側にとっても重要なことじゃないでしょうか。そうすれば、年を取ることにネガティブにならずにすむのではないでしょうか。


5月7日
わたしには、どうも人を恋する気持ちというのが、いまいち理解できません。
愛の神というのは、もっとわかりません。キリストが人の姿をとって来られたこと、受難、復活、再臨・・・。すべては愛ゆえなのでしょう。互いに愛し合いなさい。わからん。肉親の愛、これもよくわからない。
何かねぇ、感覚的に言われても、理解できないですね。わたしは、好き嫌いはあっても、愛するということが、さっぱりわからなくて、困っています。 
                                                                          
                                                                  加納さおり

 
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                (58)

3月10日
最近、何か自分に出来る仕事がしたい、と強く思うようになりました。社会や人と繋がっていたいと思うようになり、昨日、心理士と主治医とに仕事の条件などを含めて話ました。週2~3回数時間で、スモールステップでやって行ったらどうか、ということでした。継続は難しいよ、とのこと。作業所や障害者枠の就労のほうが、人付き合いは煩わしくなくていいのではないかと。ボランティアは人との関わりが大変とのこと。自分に何がしたいかよく考えます。自分の長所といっても、出てこないけど単純な手作業がやってみたいと思っています。通い易いところで。
身心共に日替わり定食だから、とドクター.に言われました。段階を踏んでやれたらいいです。今までも、希望と挫折の繰り返しでしたが、その繰り返しがわたしのスタイルと最近思えるようになって来ました。

3月13日
実家に来ました。母から電話が頻繁にかかってきたので・・・。両親は何とか元気そうです。夜、裏の部屋でくつろいでいたら、母がやって来て、ヨーグルトを差し入れてくれました。優しいなぁと感じました。何時もわたしのことを気にかけていてくれるらしいけど、それが微妙に的外れで、それがわたしをイラつかせます。我がままとアスペの両方です。

3月26日
最近、体調も気持ち的にも不安定です。今日も水中毒らしい症状が出てきました。手足が痺れて、頭がぼんやりしています。まずいと思って、塩を食べたり、コンソメスープを飲んだりしました。わたしって、すぐに何でもハマってしまうからなあ・・・。これからは水分を控えなきゃ。幸いにも、塩分を含んだ飴を8個なめて、症状は収まりつつあります。よかった。
もうあんながぶ飲みするのはやめよう。死ぬ可能性があるのだから。依存症のわたしは、何でも依存してしまいます。依存症は治りません。これも理解されない一生続く病です。
ただし、健康な心になりたいと思えば、回復のステップを踏むことができます。それには自助グループが必要になります。そして神様に願うこと。自分の力ではどうにもならないのですから。

3月28日
実はわたしは拡大鏡派です。最近、遠くも近くも見えなくなって。近視の上に老眼が入って。眼鏡を変えたのですが、これが限界です。自動車運転免許のレベルまで達していないのですが。弱視者用PC拡大鏡が破格で手に入るとありがたいのでしょうが。ユニバーサルデザインがあるように、みんなが使いやすいものはないのかなぁ。

3月30日
ペダルをこげばととにかく必死になってこぐ。ですが、ペース配分ができないんですね。今日は筋肉痛を覚悟していましたが、大丈夫です。脚の筋肉はわりとあるんですが、腕や握力が全然ないという、子どもの頃からのアンバランスさがいまだにあります。アトピーや筋力のアンバランスさは、アスペには多いそうです。しかし、運動不足には違いない。
今日も頭の中で音楽が鳴っています。就寝中はありませんが、起きているときはほとんどですね。

4月5日
事業所の見学に行くので、整理してみようと思って、履歴書を書きました。職を転々としているので、何年にどこそこになんて書けなくて、悪戦苦闘しました。忘れたものは仕方ないので、適当に書いておきました。
それにしても、疲れました。自分に合わないことばかり、仕事にしてきたんだなぁと思いました。
事業所まで来ました。見学の時刻までまだ時間があったので、近くに喫茶店を見つけて、ほっと一息。久しぶりにヒールを履いているので、腰が痛くて。どんな所なんだろう。とくに職業訓練校のようなところではなく、就労のために必要な健康や自己理解やコミュニケーションなどを身につけるところのようです。精神障害者や発達障害者を対象としています。
わたしはブランクがあるので、通うことからのスタートです。 
                                                 加納さおり


                  

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








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「あとがき」より
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「十戒と主の祈り」
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定価 1800円
おすすめ本
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おすすめ本

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