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小閑記
キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。あなたがたが召されて一体となったのは、このためでもある。いつも感謝していなさい。
~コロサイ3:15~
傲慢と猜疑心は、私たちを利己的にしています、と言われます。いつも何かを要求し、不平を言います。そのような心の我々の日々になにがあるでしょうか。数え上げたら際限なく湧いてくるのです。しかし、謙遜な信頼の心を持つ人、持ちたいと願う人は、感謝する道を見出します。
不平を言う人は、そのことに力や思いを用いるために、真の勇気を失い、働く力、人生を喜ぶ心を失います。そういう人は、人生は自分にとっても、自分とともに住む人にとっても、重荷となるでしょう。自分以外のあらゆるもの、あらゆる人に満足しないことを覚えることは何と簡単で容易でしょう。しかし、親切な気持ちを持ち、隣り人や家族に感謝し、その思いを神様からいただいた恵みと知るとき、「信仰の恵み」に感動します。
父なる神に感謝する、主にあることを知る―、これが神の力に至る道であり、幸いな生活の道であります。
私たちが日々活動している時、出会う人に、自然に「ありがとう」という言葉で満ち満ちているなら、何と幸いなことでしょう。毎日一緒に生活している人に対して、「感謝」することは何という喜びでしょう。
今病床にある方、熊本や大分で被災されている方々のことを思うとき、この今の困難な状況は本当に苦しい毎日でしょう。しかし、この試練に打ち勝つ力と時は必ず与えられます。困難や試練の次に来るのは絶望ではありません。「喜び・幸福・感謝」です。
不平の言葉や思いから解放されるなら、次は感謝する思いではないでしょうか。投げ出したくなる時もあります。生きる事に疲れを覚えるのも事実です。しかし、一番悲しいことは、「感謝することを」知らない人生、忘れてしまった人生ではないでしょうか。
今、私たちは生き、生かされています。この「今」をキリストと共に、人々と共に「感謝」を求めて生きませんか!!
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」