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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 その愛のゆえに

   =時々の記=

    (137)

7月14日

 今度は東海地方を大雨が襲ってきました。道路が冠水し、橋が今にも流されそうなほどに水かさが増えています。名東区は大丈夫でしょうか?大きな黒い雲がこちら近畿地方にも出てきています。今にも大雨が降り出しそうな大きな雲です。この蒸し暑さが体調を、崩させます。“助けてください”と勝手なお祈りをしています。そんな中、お隣の一人暮らしをしている方が話をしたい、というので、一時間ほど話し相手をいたしました。“独りで暮らしていると、台所に立って、何かを作ろうという意欲がわいてこない”というのです。そしてご自分の家で採れた野菜をたくさんくださいました。私はただお話を聞くだけ。“ふん、ふん”とうなずくだけ。何も励ますこともできないけれど、こうやって一人でいる時間を減らしてあげることが大事なのかなあと考えています。

清流にまたたびの白なだれける。

家康の越えし多羅尾の閑古鳥。

十薬の十字の花や地に低く。

しもつけのルビー色なる無住寺。

津軽への旅読み返す桜桃忌。     馬場路哉

主人の左足膝の痛みが少し和らいできたのか、夕散歩には杖を使いながら老犬二匹を二人で連れて行くことができるようになりました。

7月17日

「今月のことば」に励まされながら、熱い祈り人になろうと思います。明日は山添村の総合健診です。65歳以上の高齢者がほとんどなので、とても時間がかかります。半日以上は覚悟しています。主人は三重大で診てもらっているからといって行きません。

長い間使っていた固定電話が故障してしまいました。20年以上も使っていたので仕方ありません。もう機種が古すぎて修理ができないとのこと。新しい電話を31日に付けてもらうことにいたしました。私たちは携帯電話を持っていません。とても時代遅れな者達なのですが、今はこれといった仕事を持っていませんから、これも不便に感じません。山間僻地なので、車だけは維持していかなければなりませんから、ほかのことにはできるだけ倹約しています。

葛城の左右連なる青嶺かな。

曲線を自由に描きツバメの子。

山峡や梅雨晴れ行くと鳶の笛。

買ひ求む伊賀の大玉トマトかな。

紫陽花に雲間の朝日覗きけり。    馬場路哉

8月1日

8月がスタートいたしました。暑い、暑いと言いながら毎日が過ぎて行きます。

「ジャーナル」のおかげで、一日のけじめがつき、心から感謝するものです。

遠くに離れているのに、いつも祈ってくださっている方がおられると思うと、強められます。「ほっとひととき」の方たちもきっと、メールを送ってもし、そのままで終わっているのでしたら、だれもこのように多くの方が愛読されないことでしょう。でも、どのような小さなことにも誠意を尽くされてレスポンスしてもらえる。なんと嬉しいことでしょう。

昨日、息子が帰ってきて、シャツを見ると、白い粉のようなものが楕円状に噴き出ているのです。何なんだろうと思ってよく見ると、汗が乾いて塩が噴き出た後となって残っていたのです。高校時代にサッカーを真夏にしていたころはきっともっと汗が出ていたんだろうと思います。その頃は若さでやりぬいていたんだなと十数年前のことが重なって思い出されました。

8月6日

こちらは朝からぐんぐん気温があがり37度となりました。台風の影響と考えられます。蒸し風呂以上の暑さです。

葛城の左右連なる青嶺かな。

曲線を自由に描きツバメの子

山峡や梅雨晴れ行くと鳶の笛。

買ひ求む伊賀の大玉トマトかな。

紫陽花に雲間の朝日覗きけり。    馬場路哉

8月9日

 台風は近畿地方を直撃して過ぎ去りましたが、我が家の竹が道をふさいでいるのです。新聞配りの方が朝一番に通りますので、あわてて、主人と二人で竹を切って山へ放り込む作業を終えました。その直後、新聞屋さん、また出勤で出かける方の車が行き来し、ほっとしました。我が家の被害は古くなったビニルの洗濯物干し専用の屋根です。強い風で何枚か吹き飛んでしまいました。

業者さんに見てもらうと、全部やり直さなければならない状態だというのです。

仕方ありませんから、のしていただくように頼みました。ちょっとした台風でも古い家は被害が出ます。これも仕方がないことだと考えています。

暦の上では立秋です。庭にはツバメに代わって赤とんぼ、オニヤンマなど私の知らないトンボが幾匹も飛び交っているのです。まだまだ気温は高く蒸し暑いのですが、そんなトンボたちに出会って秋の気配を感じ取った一日でした。もうすぐコスモスが咲き始めるのでしょう。コスモス畑に目をやると、つぼみをいっぱいつけていました。

 津軽への旅は寒しと桜桃忌。

噴水を起点リハビリウォークす。

プラタナス丘に吹かれて緑濃し。

神の愛こそ渇くなき泉とも。     馬場路哉

8月15日

 NHKのニュース7で飛行機の墜落事故を見ると、なんと山添村の出来事がトップニュースで伝えられていました。ちょうど、我が家からは5キロほど離れている、標高の高い山の近くの出来事でした。主人の弟たちはさすがに驚いたのでしょう。お見舞いの電話が鳴り続きました。いったいどこで起きたのか地名を発表しなかったので、我が家の近くだったらどうなっているのだろうと案じてくれたのでしょう。弟たちの声を電話越しに聞きましたが、元気そうで感謝いたしました。主人の弟たちは二人ともすでに定年を迎えていますが、二人とも現役で頑張っています。きっと故郷へ帰りたい気持ちがあるのでしょうが、私に迷惑をかけると思ってか、遠慮してくれています。そのような心使いがとてもうれしいのです。

  馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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