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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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   『ほっとひととき「みんなのコーナー」』

 

   「ジャーナル友」の皆さんは如何お過ごしですか。テレビに映る人の数とは縁遠い私たちの町には「3密」はありませんが、ご近所の方のお話では県外ナンバーの車が目立ち始め、「コロナ疎開」を感じますね、とのこと。近くのスーパーの駐車場でそれを見かけます。礼拝も見慣れない人が多くなり、小さな教会堂ですから手狭になり4月19日から当分の間、教会員は在宅礼拝になりました。皆さんの教会ではどのようになさっていますか。 長野県 OKさん

   東北の地にも待ちに待っていた春の訪れ…。庭の沈丁花が遠慮しがちに花をつけ始めました。蕗の薹があっという間にあちこちで咲き始めました。東北の春は何もかもが一度に春風と共にやってきます。人の行き来、船の行き来も忙しく活気が、復興に向かう日常の活動に戻りつつあります。東北訛りが何とも言えない東北魂を感じるのが不思議です。心の復興はまだまだですが・・・。 宮城県 YYさん

   娘は看護師として働いて11年目になります。子供の時からの憧れに職業に就いて働いている娘から、仕事はコロナの患者さん対応できついが、ご本人の姿やご家族の不安なお気持ちを思って頑張っていますが、わざわざ病院の前で、大声で嫌がらせを浴びせられることが多くなり悲しくなります。勿論、頑張ってくださってありがとうとか、たくさんの感謝の言葉は頂いておりますが、疲れて帰るときの差別や、特別勤務手当がもらえる身分だからいいね~とか、謂れのない言葉で、少しこの職場から離れたいと、初めて弱音をメールしてきました。医療に関わっている人、みんな頑張っています。親として何もできません。この「つのぶえジャーナル」をお借りして、どうぞ、お願いします。お祈りください。 広島県 YYさん

   毎日のニュースを見聞きしたり、「つのぶえジャーナル」を読んでいてやっとわかったことですが、これは対応可能な、通常の季節性のインフルエンではないということです。ですから、3密、ステイホーム疲れで云々ではなく、ある程度の終息までは年単位で日々を考えなければならないことと言うことです。それならば、落ち着いた日々の成果を求めて、具体的に考えてみましょう。惰性的な生活からのステップアップのチャンスと私は今、自分の生活を見直している83歳です。 群馬県 SKさん

 

        +=+=+=+

 

♪  母は81歳ですが、昨年、長い間お世話になっている内科の先生に母のことを相

  談しましたら、市のケアーセンターを紹介され、孫のような若いマネージャーさんが来てくださいました。お若い方だったので最初は心配でしたが、親切に相談に乗ってくださり、今は頼もしいお嬢さんケアマネさんです。外に出るのが苦手、人と話しするのが苦手なタイプの母でしたが、今では身支度してお迎えの車を待っています。もう2年目になりました。私も安心してパートの仕事に出かけています。

  近くの広い公園では、「俄か」が多く、滑稽です。真新しい色鮮やかなジョギングスタイルで、少し走ってはのお休みさん、今にも筋肉を痛めそうに走っている人、ぎこちない父と子供のお遊び・・・。今までの生活スタイル改革のチャンスを・・・と捉えるなら、これからきっと落ち着くのではないでしょうか、と希望をもって、何時もの早朝の公園散歩を楽しんでいます。くれぐれもお怪我の無いようにと願っています。 

♪  コロナで、私たちみんなで生活スタイルを見直してみました。いくつか気付いたことがありました。子供たちは塾優先です。主人は帰宅時間は夜の10時、私は仕事でお休みの日は家事に追われ休む暇もない生活。冷蔵庫はレトルト食品ばかり。食事の時間はバラバラ。そこでみんなで一大決心。週に一回は皆でテーブルを囲んで食事すること。いただきます!ありがとう!を家族の誰かに言うことにしました。ゲームもしてもいい。夜10時になってもいい。レトルトでもいい。でも、皆でテーブルを囲んで食事をする、ありがとうを言う、で、不思議ですが、後片付けの手伝いに主人も子供たちも参加するようになりました。もう2カ月も続いているのですよ。

♪  田舎は良いですね。青空、新緑、道端の花、3密とは無縁です。日課にしている自転車でいつも誰もいない川岸で魚釣り。釣れなくても楽しいです。2時間ほど糸を垂れ、何も考えない時間は至福の時です。家内も子供たちも健康であることは一番幸せです。時々、鳥が餌を採りにきます。失敗はなく、良かったね!と飛び立つ姿を見ています。

♪  私は86歳です。貧しい家でしたが高校にも何とか行けました。布のグローブと手作りで中に石を入れて縫い合わせたボール、太い木の枝を削って作ったバットで、三角ベースを楽しんだ世代です。高校に進み憧れの野球部に入りました。草と石のグランドを夢中になってボールを追い、顔に当てて怪我をしながら、憧れの夢の甲子園を目指して走り回りました。夏の予選が始まりました。一回戦で大差で負けました。でも私の甲子園球場は、今もあの石ころだらけのグランドです。青春は今もこれからも続くのです。若者にはそれぞれの甲子園があるのです。

♪  1枚目は佐保川の花筏、2枚目は東大寺二月堂から眺めた市内と生駒山になります。ご覧ください。

♪  爽やかな5月になりました。私の地域では田植えの準備が何時もの様に始まりました。収穫を楽しみにお仕事に精を出しています。ビニールハウスには夏野菜が青々と伸びています。非常事態の宣言が延長との報道がありました。でも、コロナ対策は確実に前進し、有効な薬も先が見えてきました。答えが先に行ったのではなく、確実に解決策に日一日と近づいているように思えてなりません。ぼんやりとしてきた光が、明るい光が目の前に見えているのではないでしょうか。「信じて待つ」ところに希望ありですから・・・。

♪  今日は55日。こどもの日ですね。コロナで、年々減ってしまい、「鯉のぼり」を飾っている家は、ありません。ふとそんな思いになり折り紙で「こどもの日」のお祝いに「鯉のぼりの折り紙」を作りましたので写真を送りますね。昨日は、母の日でした。 折り紙で、カーネーションを折り、孫と、手作りのカードを作り、娘にプレゼントしました。お婿さんのバースデーカードも作りました。わたしは、「幸福の木」をいただきました。玄関に置いてあります。

♪  創世記1章26節から31節で、人は神にかたどって創造された。地を従わせ、すべてを支配すると言われました。神はお造りになったすべてのものを御覧になって、それは、極めて良かったと記されています。人は神にかたどって創造され、智恵も与えられ、神さまの創造されたすべてのものを治める義務を与えられたのです。極めて良かったものすべてをです。それを怠たると神からの警告として異物が与えられるのでは・・・。

人の細胞は防護機能を持っているので、病気のもととなる異物は細胞がなんとかやっつけてくれる場合が多いです。ただ、人が弱っていたり、病気のもと(ウイルス)が非常に強いと、人は病気になってしまう。人の細胞の機能が衰えてきているのか、ウイルスが非常に悪性に変化したのか。いままで当たり前にしていたことができなくなると、当たり前と思っていたことの中に感謝すべきことがたくさんあったことに気づけたのが、非常に感謝。さらに、外出を控えてみたら、家が片付く、食事がしっかり作れる、日曜日の礼拝が以前に増して待ち遠しい。いままでの外出、本当に必要であったかと疑問になる。

   疫病は、時々発生しては困るけれど、時々、当たり前を見直す必要があることを気づかせてもらった。とにかく、自分は今できることをする。困難に立ち向かっている方々に支えがあることを祈ります。

 

この文章は、全て投稿者から掲載許可をいただいております。 編集子

 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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