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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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聖霊とその働き   

           エドウィン・H・パーマー著      

鈴木英昭訳

        (元日本キリスト改革派名古屋教会牧師)

 

第2章 聖霊と創造

 

 Ⅰ 創造における三位一体の働き・・1・・

 

 この世界では、三位一体のそれぞれの位格には、他と区別して行われる特別の機能と働きがある。例えば、創造のことを考える時、子や聖霊ではなく、父のことがおもに考えられる。しかし、十字架の上で死んだのは、父や聖霊ではなく、キリストであった。イエスは、十字架の上で自分を父と区別して、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」とも、「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」とも叫んだ。また、私たちの生涯における聖化と救いの達成のことを考える時、おもに考えるのは、父のことでも、子のことでもなく、聖霊のことである。彼はキリスト者の心のうちに住んでくださる方である。事実、この区別を怠っているため、不安や悩みの時、聖なる慰め主である聖霊の所に行くべきなのに、父やキリストのもとに行く人々がいる。

 しかし同時に、ある意味では、私たちは三つの位格を分けるべきではない。創造者としては、父のことを考えるが、三位一体における基本的、本質的統一性のゆえに、子と聖霊が創造の働きをしたと言うこともできるからである。十字架の上で死んだのは、子であったことは自明の事実であるが、ある意味では父もそこにいたのである。なぜなら、「わたしと父とは一つである」とイエスは言うことができるからである。私たちの心に住んでいるのは聖霊であるということは、まったく聖書的であるが、キリストはキリスト者について、「・・・わたしの父はその人を愛し、またわたしたちはその人の所へ行って、その人と一緒に住むであろう」(ヨハネ14:23)と言うことができた。また、パウロは「キリストが、わたしのうちに生きておられるからのである」(ガラテヤ2:20)と強調することができた。こうした事柄が真理であるのは、三位一体の間には、区別される位格はありながらも、基本的な統一性があるからである。

 

 この問題を考える時、そして特に創造という問題に言及するとき、常にこのバランスをたもたなければならない。すなわち、一方における三位一体とその働きの多様性と、他方における三位一体の間の基本的統一性との間のバランスである。彼らのうちの一つだけが他と関係なく、まったく独自に行為するかのように分離してはならない。それとともに、聖書にしたがって、ある特徴と働きは他の二つと区別しつつも、一つに帰することもできるからである。

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