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バラ・マカルピン 日本伝道百年史
水垣 清著
(元中津川教会牧師・元「キリストへの時間」ラジオ説教者)
25 改革派信仰修養会・・3・・
戦後、日本への宣教の仕事は山のようにあった。建物、会堂の再建、教育伝道、直接伝道と物心ともに多大な費用と時間と人手と物を要した。
1948年、(昭和23)3月11日、金城学院の理事として南長老教会ミッション側よりマキルエン氏、マカルピン氏、スマイス夫人、アーチボルド女史が参加(日本人理事富田満、戸苅近太郎、赤石義明、番匠鉄雄、近藤武一の諸氏)して、ミッションとの提携問題が議せられ、原則が定められた。
1 日本基督教会大会決議の信仰告白を明記すること。
2 金城学院の院長、理事たるものは、この信仰告白を誠実に受容れること。
3 施行細則に次項を含むこと。
A 己むを得ざる場合を除き、本学院の職員は基督信者たること。
B 将来如何なる場合と雖も、神社参拝は之を行わないこと。
右のように南長老教会ミッションの教育方針がここに示され、旧日本基督教会の信仰告白の継承と神社参拝拒否による偶像崇拝への排除が明記された。
ミッションは金城学院に戦災見舞金として33,000ドルを寄附することになった。父マカルピン師の金城学院創立に続いて、子のマカルピン氏も本学院に奉仕、これをもりたてて育てる熱心を以て、夫妻で協力を惜しまなかったのである。
この年、8月29日、犬山市の丸の内公会堂を会場にJ・A・マカルピン氏と岐阜教会の浅倉重雄牧師(現日本基督教会)で、特別伝道集会が開かれた。出席者は560名で、これが契機となって犬山伝道は次第に定着して、同年10月8日、松原造宅(東丸の内96)に伝道所を開設して、毎週金曜日に定期集会を持つようになり、11月19日、岐阜加納教会の伊達量平教師が担当し、集会を毎水曜日に開いた。
=写真= R・E・マカルピン宣教師が援助された金城学院(1920年)
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」