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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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「契約の継承」(55)
第7章 キリスト教教育のための方策
  神の契約にそって生き、そして教える
神学的な一貫性と組み立ての調和(5)
讃美せよ。畏れるな。(5)
 
キリスト教教育の考えe8fd107d.jpg
 
 以下はキリスト教教育委員会が誠実と巧みさをもって強力なプログラムづくりができるための実践的なアイデアです。
 
1   キリスト教教育のプログラムのどの部分もすべて委員会で説明されるべきです。
   それは、その仕事をしている人たちが決定に参加するためです。また、そうす   ることが、人々に委員会で教育訓練をしてもらうのに役立つかもしれません。
 
2  委員会は教会の長老たち(または治めている組織)のヴィジョンとゴールを知   るべきです。またキリスト教教育委員会には、独自のヴィジョン、目的を記し   た文書があるべきです。
 
3  委員会の委員長は一致の霊をもたらすようエネルギーを投入し、委員会のメン   バーの間の一致と支え合いの精神面の強化にエネルギーを投入すべきです。誰   もが委員会の他のメンバーからの攻撃を恐れることなく、オープンに、そして   正直に話すことができる雰囲気がつくられるべきです。委員会の各メンバーが   約束すべきことは、お互いに祈ること、プログラムの一部だけでなく、プログ   ラム全体にとって、何がベストであるか、よく祈ってさがすこと、互いに敬う   こと、機密を守ること、そして、いったん決定されれば、「一つの声」となったその会合を閉じることです。委員長は一人か二人に話し合いを牛耳らせてはいけません。時には、みんなに自分たちの考えを30秒にまとめたものを一回り聞いたりして、話し合いを進行します。ケン・サンデ著の『平和を創り出す者は話し合いの対立を扱っていて、聖書的手順を学ぶのにとても優れた情報源です。
 
4  どのプログラムが相応しあるのか、各プログラムの中でどのカリキュラムが用   いられているか評価して、必要と機会を検討しなさい。そして、ギャップを判   定しなさい。それから、はっきりした目的を持ったプログラムを企画し、その   目的達成を促進する教材を見つけなさい。
 
5  プログラムに焦点をあてたキリスト教教育のテーマをもつように考えなさい。
   (2章の終わりのキリスト教教育のアイデアを参照してください。)
 
6  各章の終わりにあるキリスト教教育のアイデアの項をもう一度読んで、あなた
   のプログラムをより強固にさせているところがあるかどうか調べなさい。
 
7  この章にあげられている利点をもう一度読み、あなたのプログラムに適用でき
   ることを話し合いなさい。
 
8  教師を採用するときには、プログラムの目的や、使われるカリキュラム、教師
   への期待、祈りの支援委員会からの約束について明確に書かれたものを手渡し   なさい。
 
9  契約に基づいた取り組みが示されるときは、教師の訓練の時間をとりなさい。   委員会のメンバーと教師たちに以下のプリントを用意して契約的な展望を守れ   るように手助けしなさい。
   契約の内容を教える助けとなるそれぞれの学びについて、教師が尋ねる質問事   項:
   ●これは神のご性質について何を教えていますか。
   ●これは契約の仲保者のイエスについて何を教えていますか。
   ●聖書を学ぶ者に適用する契約の特権と責任は何ですか。
    少なくとも一つの分野で共同体を築いていることを確かめるために、それぞれ
    の学びや、活動や、プロジェクトや、行事について、教師が尋ねる質問
   ●どのようにしたら、私たちのクラスでは共同体が築かれますか。
   ●どのようにしたら、私たちの教会の他の会員と共同体が築かれますか。
   ●どのようにしたら、この世で神のみ国が発展しますか。
   (本書のための「指導者の手引き書」は教師たちを助けて、これら二つの質問を学びと合わせて、完全にするために書かれています。この手引き書における考えと構成は他の学びを教えることに用いることができます)。
 
10 教師の集まりや、書かれたメモを通して上記の質問や、キリスト教教育のテー
   マについて思い出しながら、頻繁に教師と連絡を取りなさい。集まりでは、教   師たちにどのように実践していて、その効果が生徒の間で見られたかというこ   とを教師たちに証しをさせなさい。
 
11 その目的が達成されているか、また公にした目的がまだ有効かどうか、を確か   めるために、それぞれのプログラムについて年間の評価をしなさい。
 
スーザン・ハント著
WIC委員会訳
                   =複製厳禁=
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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