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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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6ecbd1ea.jpg  その愛のゆえに
  =時々の記=
   (36)
 
1月14日
今朝もマイナス5度の寒さです。足にカイロを張って出かけるのですが、その足のぬくもりを地表の気温に吸い取られて、暖かくなりません。あと2ヶ月は我慢のときです。教会も私たち一人一人も、もっと若者が、今どんな思いで、社会に不安を持ちながら、生きているか知るべきです。社会に出て、その苦しみ、心の中を察知して、祈ることが大切と私は考えています。
しなやかに 枝そり返す 枯れ木かな
形よき 樫の青葉を 掃き初むる        馬場路哉
 
あまりの寒さで、気力、体力ともにしぼんでしまいます。犬たちがどうしたの?これぐらいの寒さで、というように、励まそうとしてくれます。有難う。お前たちのお陰で、朝早くおきられるよ、と会話をかわしながら、滑らないように、凍てついた山道をいつもより、時間をかけて、慎重に散歩をしてきました。
早く、暖かい日が来ますように。
 
1月17日
しばらく、パソコンに向かうことができませんでした。その訳は、まっすぐに歩くことが出来なくなったからです。簡単にいうと、軽いめまいというか、若いころから、メヌエルという、さんはん器官のバランスが崩れて、目を動かすだけで、ぐらぐらするという病気によくなりました。しばらく、出ていなかったのですが、寒さと歳のせいで、出はじめたのです。じっくり、休んだので、だいぶ元気になりました。
 
1月22日
早速のお励まし、お祈り、有難うございます。めまいは、少しづつ、よくなってきています。歯は、やはり根の深いところで、膿みがたまっているので切開して、膿みを出すとのこと。それまで、少しでも炎症をくいとめるように、抗生剤を飲み続けています。
主人いわく、ガンだったら、痛まないでどんどん進行してしまうのだから、まだ痛むことは、良い物と考えて、忍耐するようにと言ってくれました。
なるほど、主人の場合は、少しも痛まないで、大きな腫瘍になっていましたから。そういう考え方もあるのかと思わされました。
復調の 兆しに 年の改まる
澄み渡り 早や 中天の寒の月       馬場路哉
 
1月26日
あまりの痛さにたえられず、昨日、歯医者さんに開けてもらって、診察を受けました。
すぐに、切開手術をしていただきました。すると、腐った歯が2本も抜けてしまいました。でも、今までのような痛みはとれて、頭や肩の鈍痛もやわらぎました。昨日は、会員総会でしたので、歯の治療を終えてから、出席しました。一番の課題は、伝道をしてくださる牧師先生を支える事ができるかでした。厳しい経済状態の方が多く、重苦しい、総会でしたが、何とか神様に支えられて、予算を満たすことができそうです。一人一人の、信仰のゆえに成り立つものですから、これでよいと、高ぶらず、神様のお導きを切に祈るものです。
ここ3日ほど、家の中の水道が出ません。マイナス7度になっています。大寒そのものです。あと、もう少しの辛抱ですね。いつも、この時期になると、思い出すのは、「春よ来い 早く来い」の歌です。
 
1月27日
今朝は、久しぶりにカイロをはらないで、散歩に出かけることができました。少し、寒さが和らぎ、ほっとしています。寒さのゆえに、心も体も衰え、うつ状態になっていました。日がさして、暖かくなると、気力がよみがえってくるのです。教会の礼拝にも、多くの方が体調を崩して、休んでおられます。そのような方に、このジャーナルが励ましの友となってくれることを、願いつつ、祈っています。
主のみを誇れと 聞きて 老いの春
琴の音を 流す茶房の 睦月かな
枯れ草を 円く集めて 田で焼きぬ
明るさの漂う 厨(くりや)日脚(ひあし)伸ぶ   馬場路哉
 
名古屋の最低気温をいつもテレビで見てみ、こちらとあまり変わらないので、びっくりです。
 
2月2日
今日は、節分ですね。信州で、祖父がよく豆まきをしていたことを思い出しています。馬場家に来てからは、馬場の母が甘納豆を買ってきてくれて、自分の年の数はたべるように、と言ってくれて、甘いものが好きなわたしは、喜んで自分の年をはるかに越える数を食べつくしたものでした。
今は、節分であろうが、立春であろうが、いつもと変わらない生活を送るようになりました。日差しは久しぶりに温かく、このまま春になってくれたらな・・・と願う思いです。犬たちも、気持ちよさそうに、太陽の方に向けて、寝そべっています。
青青と 庭の一隅 冬の草
リンクスの 隅冬萌えを 認むなり
霜晴れの 日差し届きて 犬ねむる      馬場路哉
 
2月3日
きょう歯医者で、びっくりすることを言われました。あなたの歯は、奥歯の大切な部分が抜けています。入れ歯にするか、差し歯(インプラント)にしたらどうですか。ちなみに、インプラントは、1本、30万ですと。そんな高い治療は私には、できませんから、とすぐに断り、歯が無くたって、かめますからと開き直って、帰ってきました。でも、家へ帰ってから、大切な永久歯。母の栄養を吸い取ったこの歯をもっと大切にする必要があったと後悔しきりの私です。
 
2月6日
夕方、春を先き取りした2月号のつのぶえジャーナルがとどきました。今の私たち夫婦にとって、今月の言葉は、心に残る言葉です。主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。このみ言葉は、神様にすべてを委ね、信頼し、無力さをさらけ出して、神様を一心に仰ぐことによって、強くしてくださるということ。ともすれば私たちのうちにある主によって、強くなったように、勘違いしてしまいますが、傲慢なことであると教えられました。また、八木重吉の詩集より、救ってくださると信じ、私を投げ出します。このような、気持ちを持ち続けていれば、恐れることはないはずですね。ここ数日、落ち込んでいた私ですが、主を見上げなさい。苦しみにまけないで、祈っているから天国にいっても、と言う源三さんの詩によって励まされたのでした。有難うございます。きょうは、充実した一日を送ることができそうです。
 
2月8日
教会に行くときも、歯医者さんにいくときも、ジャーナルを必携しています。信仰的に強められるだけでなく、とても私など知らない分野まで伝えてくれるのですから・・・。中味は、どの宗教誌よりも、充実しています。キリスト者であっても、この世で生きるものですから。知識として知りたいものがあります。
それを、満足させてくれるのです。読者と編集者がうまく交流できているのです。多くの方の訴えを、大切にしてくださる。一人一人が、またたくさんの方の考えを読んで、励まされる。新しい一週が神様に目を向けることの多い日でありますように。
3月が近づいてきました。主人の三重大病院での検査がまためぐってきます。それも、3月3日。いやだなー。でも、受けなければならないのですよね。
 
2月12日
主人は、毎朝私が犬の散歩に行っている間、旧約(ダニエル)を読んでいます。毎日1章を読むようにしているみたいです。私は、専らルターの「日々のみ言葉」を読み進めています。信仰弱い者で、それらから目をそらすとき、この世の誘惑にまけてしまします。ただ、どんなに意気消沈してしまっても、やはり、神様を見上げて、お祈りをささげて、残る僅かな信仰のともしびを灯し続けて生きたいと願っています。神様の与えてくれるこの希望は、決して失望に終わらないとありますから。このことを信じて歩む者とさせてくださいと祈るものです。
昨日から、15年間、私たち家族と苦しみ、悲しみ、喜びをともにしてきた、愛犬ムクちゃんが、水も一滴ものまず、横たわっています。そのムクに、「有難う、本当に長い間、私たちをいつも、傍らで、慰めてくれたね。少しでも、語気を荒立てると、それぞれのひざに寄り添って、そんなに、大きな声をださないで、と細い手で、静かにと言ってくれました。」天国へ行っても、また、私たちを見守ってね。安らかに、苦しまずに、最期のお別れができたね。最愛のムクちゃん、これからは、ムクの残してくれた子供たちといつも、ムクのやさしさ賢さを思い出して、力をあわせて生きていくよ、心配しないでね、もういちど、ありがとう。
春光や 瀬音の聞こゆ 忠魂碑
施設への 見舞い客増え 春隣
春雷の 大きく朝の ひとつかな    馬場路哉。
 
2月16日
今朝はまた、寒さが戻ってきました。花を咲かせた梅もびっくりしているようです。先日、娘が少しの間来ました。「ジャーナル」を読ませて、というので渡たしましたら、「世田谷通信」を読んで、自分の家と同じところがあまりにも多くて、と言って安心していました。ゲーム機に操られているようで、人間らしさを失いかけるとき、原点に戻って、こうして、ジャーナルに目をとおすことによって、聖書を開くことによって、ほっとすると言って帰りました。
                    馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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