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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
  =時々の記=
   (38
 
3月20日
今朝は、ちょうど、散歩に行こうとしていると、春の大雨が降ってきました。散歩をどうしようかと、迷っていると、犬たちが、何で、これくらいの雨で、ぐずぐずしているの?さあ行こう、と引っ張ってくれました。でも、やはり、すごい雨でした。バケツをひっくり返したような激しさでした。いつもの散歩コースを終えて無事に、帰ることができましたが、ずぶぬれになった犬たちと私でした。昨日、例年より2週間も早くツバメがやってきまして、去年作った巣で、昨日、例年より2週間も早く、ツバメが我が家にやってきました。遠いところから、よく無事にやってきてくれたね、と声をかけると、去年と同じ巣に入って、休んでいました。にぎやかな囀りがけさも聞こえてきます。ツバメさん、よく遠いところから、無事に戻ってくることができたね。しばらく、また、仲良くしようね。
梅林を くぐりて来たる 郵便夫
父が子を遊ばす 園や 花ミモザ
苦しみに 意味あると聞く 受難週   馬場路哉
 
4月2日
今年の新年度の幕開けは、いつもより、すがすがしくありません。多くの方が今までの職を失い、また、新しく採用される方は、内定を取り消されたりと、あまりにも暗く、悲しい4月です。でも、自然は、裏切ることなく、春を迎えています。昨日、山添の公園へ、ちょっとしたお掃除にでかけました(トイレ、ごみひろい)。すると、5分咲きの桜が、ようこそと満面の笑みをうかべるように、風に吹かれて迎えてくれました。春なんだ!と実感した一瞬でした。
s-IMG_0004.jpg白き瀬の ころころころと 春の川
音の無き 雨の朝や こぶし咲く
花冷えの 厳しき明けを 犬鳴きぬ   馬場路哉
 
きょうも、肌寒い朝です。主人は、山添の「健康で歩こう会」に出かけました。足にも、少しづつ力がはいるようになってきたようです。重い荷物も、持ち上げることが出来るようになってきましたが、まだまだ、安心できません。
 
4月7日
今朝早く、5時半すぎですが、犬たちと散歩に出かけていますと、犬たちの様子がいつもと違うのです。私は、犬に引っ張られながら行くと、そこは、いつもの散歩道とちがうよ、と言ってもいうことをきいてくれません。はっと、びっくりするような姿のホームレスの方が、よろよろ自転車を引きずりながら、この田舎の山道をさまよっているではありませんか。犬たちは、その方に、ワンと一と声挨拶したら、ふらふらしながら、笑ってくれました。わたしには、声をかける勇気はありませんでした。家へ帰って主人にそのことを話しますと、田舎は神社や寺があるので、そこで寝ることが出来るから田舎を求めてきたのだろう、というのです。ええ・・・、そんな。キリスト教会も、その方たちのために、手を差し伸べなければ、と思いました。
今年の4月、高校へ入学できても、授業料が払えないので、定時制高校に 切り替えた生徒たちの多いこと。卒業証書も、授業料が滞納しているので渡されなかったとか。どうぞ、めげずに、与えられた道を歩んで行ってと、祈るものです。
ツバメが5羽も軒先にやってきて、朝からとても、にぎやかです。静かな田舎生活ですが、空からは鶯がきれいな声で、おはよう!といってくれます。きょうも、家の周りの生き物から、元気をもらって、一日過ごせそうです。
続々(ぞくぞく)と 桜の蕾 天を染む
朝掃除 始むる時に雉(きじ)の声
段丘を 吹け抜く風や 雪柳     馬場路哉
 
4月13日
「キリストへの時間」のご奉仕心から、敬服しております。その「キリストへの時間」に、お世話になったと言う方は、数え切れないほどいらっしゃいます。その中のお一人のTさんから、励ましのお手紙を戴き感激しています。いつも、「つのぶえジャーナル」を読んでいてくださっているようです。Tさんは、畑つくりも熱心にされながら、夜、ご老人の付き添い介護をなさっているとのこと。イエス様のことを伝えたいが、どうやってそのことを知らせたらよいか、祈って、悩んでいらっしゃいます。すごい方ですね。早速私なりの考えを綴って、お返事しました。一度もお会いしていないのに、随分、前からの信友のように感じます。よき方とお交わりが出来る幸いを感謝いたします。
昨日は、暑いくらいのイースターでした。Kさんご夫妻とYちゃんが、来てくださいました。まだ、7ヶ月と言うのに、とても、しっかりしていました。可愛くて、思わず抱かせてもらいました。私を見て、にこっとしてくれました。イエス様が、幼子のようになりなさい、と言われたことがよくわかる一瞬でした。
墓前礼拝では、開拓伝道を共に労してくださった方34名のことが、次々と目に浮かび、一緒に路傍伝道をした方の娘さんと手を握り合って、よく伝道しましたねと先達たちの労苦を偲びあいました。今私たちが当たり前に、礼拝を捧げられる会堂があるのは、先に天に召された方の命がけの奉仕、お働きがあってのことを、忘れてはならないと、いつも、イースターになると、思い出すのです。
 お天気も今日までとか。主人は、最後のチャンスと思ってか、もう、遠足に出かけました。山道をあるくには、とても気持ちのよい時期です。でも、昨日、私と犬たちは、竹の子を食べに来ている大きないのししと、真正面に出会いました。犬たちも私も振るえあがるほど、大きいいのししでしたが、許してくれたのか、目をじっとにらんで、山へ帰って行ってくれました。あぁ、よかった。でも、こわかったね、と犬たちと、話しあったのでした。
 
 
 
 
                    馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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