忍者ブログ
2023年7月号  №193 号 通巻877号
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (195)

4月13日

 今日もよく晴れて暖かい一日です。私が一番好きだった長野県出身の小平奈緒選手が今年の10月で引退されるというニュースを耳にしました。小平奈緒選手がスピードスケーターとして頑張って以来、私はずっと応援し続けてきました。

その謙虚な態度、言葉遣いに心打たれたのです。昨日の会見でも一言一言が謙虚でした。そして決しておごることなく、いつも10歳も年下の選手や学生たちと一緒に練習に励んでいたし、これからもし続けるというのです。胸がいっぱいになってしまいました。ライバルと言われていた韓国の選手もこれからの活躍を祈っているといっていましたね。

へりくだり、感謝するのみ受難週。

せせらぎの音柔らかく水温む。

里山の畑の翁にキジ鳴きぬ。

谷風の収まりこぶい咲きにけり。

谷川に沿ふ急峻や滝の音。

風通る新しき町ハナミズキ。

山峡の道を覆へる若葉かな。

春愁の苦悩ロダンの像にあり。

ハナズオウ咲かすや一つの夢叶ふ。   馬場路哉  

4月25日

 今は薄曇りです。今朝は気分がよかったので久しぶりに散歩に出かけました。

すると大発見です。こんなところに山桜が咲き誇っているではありませんか。散歩道には一面にその小さな薄い、とても小さな花びらが一面に風に吹かれて敷き詰められています。まるでアンデルセンのおとぎの国にでも来たような気分になって遠くに見える山桜を眺めて賛美歌533番を大きな声で賛美いたしました。

主のもとに集められし者イースター。

高みなる軍人墓地の桜かな。

困難に耐へむとすなり受難週。

山桜みやまつつじと咲き競ふ。

ハナズオウ夢を見るかに庭に咲く。(ハナズオウはとても珍しい花です。ぴんくのこい米粒のような花が小振りの枝に鈴のようにたくさん咲くのです。)

谷川に沿ふ急峻や滝の音。

鶯の厨のそばでケキョケキョと。

里山の畑の翁にキジ鳴きぬ。

細流の音柔らかく水温む

春寒や雨天となりて掃除しぬ。  馬場路哉

今朝は主人が夕ご飯の下ごしらえを手伝ってくれました。新ジャガイモの皮むきです。たったそれだけ手伝ってもらっただけですが、朝にパソコンに向かうことができて感謝です。

運転手老ひて新樹の山に住む。

水張られ声の揃ひぬ田のカエル。

早朝の光漲るシャガの花。

先々は神に委ねむ朧月。

帆を立てし様なる芭蕉若葉かな。  馬場路哉

馬場暁美

上野緑ケ丘教会会員

 

PR

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (194)

3月13日

 朝5時のテレビのニュースで大きな地震が発生したことを知りました。列車は脱線して、道路には亀裂が入っているとのことです。1週間前に11年前のことを思い出していたところですのに、怖かったことでしょう。被害にあわれた方々の上に神様のお守りが与えられますようにお祈りします。

杉花粉龍の域とも吐かれけり。 

果樹縁のなぞへひそかに草萌ゆる。

ああうれし、賛美歌歌ふ春の夜

春場所を楽しみとする翁どち。

グラグラと枯れ木の揺るる春嵐。   馬場路哉

主人はラジオを聴きながらリハビリと称して村内を歩いています。

3月18日

 こちらは朝から雨です。風が吹いていて、とても肌寒く感じます。ストーブ全開です。冬物も残しておいてよかったと冬の装いです。 

習ひごとちょっと上達下萌ゆる。

伊賀街道サイクリストら風光る。

福音を聞きしに似たる暖かさ。

色合ひの淡きを誇るヨモギかな。

隠国の初瀬の奥にハエを釣る。  馬場路哉

今朝、二人で部屋の片づけをいたしました。主人は掃除機係り、私は雑巾係りで、きれいに整えました。1時間余りでしたが久しぶりの掃除でしたので疲れてしまいました。

3月26日

 雨ですが、比較的暖かいです。感謝です。庭の梅は雨に濡れてひとひらひとひら散っています。これからは桜の開花を待つばかりです。ツバメたちは去年の巣を覚えていてそのまま再利用です。新しく作る気配はありません。賢いですね。

巣は芸術作品です。あの小さなくちばしで泥と縄を交互に持ち運んで作り上げていくのですから。

荒家に紅白の梅咲き初むる。

初ツバメ全速力で家に入る。

ハハコグサ芽を出し初むる狭庭かな。

天守閣戴く町のうす霞。

白々と雑木の枝や山笑ふ。  馬場路哉

3月29日

 薄曇りの花冷えの一日です。朝9時から3か月に一度の定期健診へ行ってきました。車で5分のところにあります。唯一車を運転する日です。5分といえどもやはり車は慎重に運転しなければ大事故につながります。カーブあり、坂道あり、5分が長く感じられました。

予約通りにきちんと診察してくださるので待つことなく快適に過ごせました。年齢のせいでしょうか。虫歯はありませんが歯事態が弱っているようです。それを全面的に治療するか、次までに考えておいてください、と言われました。私としては、痛みがなくただ色がくすんできているという理由では治療に踏み切れません。

キリストは罪をなだめる受難週。

ひたすらに悔ゆることなり受難週。

隠国(こもりく)の初瀬の奥にハエを釣る。

春なれや内田光子のピアノ曲。(シューベルトのピアノソナタです。)

春愁やロダンの像を諾ひぬ。(うべなう)  馬場路哉

最近主人は中性脂肪が高いといわれて減量に励んでいます。坂道を何度も歩いて登ったり下ったり。木の枝にぶら下がってみたり、とあまり効果が出ていないようですが、がんばっている姿は認めます。

4月11日

 急に気温が上がって6月の陽気だそうです。春の熱中症に気を付けてくださいとアナウンスされていました。急激な気温の変化に高齢者や子供たちはついていきにくいですね。入学式を終えて今秋から本格的な学習に入るのでしょうか。

バス停で待っている子供たちは緊張しているようにうかがえます。桜は散り終え、今はハナミズキの花が咲き始めています。それにモクレンが例年よりも2週間ほど早く咲きだしています。

今週は受難週ですね。イエス様の十字架上でのお苦しみを思いつつ、過ごしていきます。“十字架の血に清めぬれば,来よとの御声を我は聞けり。”を賛美しながらの受難週の散歩となっています。

馬場暁美

上野緑が丘教会会員


 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (193)

2月17日

 今朝の寒さもまた厳しいでした。指先が凍ってしまうほどに痛く感じられました。春よ来いと大きな声で叫びたいぐらいです。

金色に輝くレンコン堀にける。(すぐ近くの場所にレンコンが栽培されています。)

春立つや茜広ごり暮れにける。

寒中やこの十字架を負半とす。

急坂は前かがみなり梅探る。(我が家の前の道は30度ほどの急な坂です。)

春よ来いフルートの良き音色かな。(毎朝五時から聞いているクラッシッククラブでの演奏です。)

凍てゆるむ散歩の足の伸びにけり。  馬場路哉

2月も半ばになるというのに今年はまだまだ真冬並みの寒さが続いています。

あと少しの我慢でしょうか?

3月1日

 朝から雨です。草木は恵みの雨をいただいて喜んでいるように感じられます。

3月になって春を感じる雨です。冷たい中にも希望が与えられるように感じます。

賛美歌291番にもありますが、“忍びて、春を待て、雪は解けて花は咲く”と。

寒い間の忍耐が暖かい春を迎えて気持ちがほぐれていきますね。感謝です。

旧交を温めてをり草萌ゆる。

山峡の空澄み渡る春の鳶。

ちぎれ雲ゆっくり流れ春の月。

春夕焼犬に似てをる雲形。

周りには樫の木多く風光る。  馬場路哉

3月2日

 やっと雨が上がりました。温かい朝です。世界に目をやるとウクライナとロシアが大変な状況になっています。ニュースを耳にするたびに胸が痛みます。第三次世界大戦になりかねません。一日も早い停戦をと願うものです。

こちらの梅はようやくほころび始めて香りまでは届きませんが、春の訪れを伝えてくれています。

北風や笠取山は如何ならむ。(笠取山は主人の父の里の近くです)

日野菜なる片平あかね色極、う。(日野菜付けと似ていますが、片平あかねは山添村でしか栽培されておりません。赤い色に染まったお漬物です。)

鼠色棚田細かく耕しぬ。

おきつもの名張の山に雪舞ひぬ。

二股の枯れ木ぐらりと風に揺れ。  馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 


 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (192)

1月20日

 今日はとても寒い一日でした。雪が舞っていて外に出る気になれませんが、そっと窓から外を覗いていると小さな白い花が木々の間に咲いています。なんだろうと思って外に出て見るとなんとお茶の花です。お茶の葉っぱばかりを見てきた私にとってとても新鮮で、すがすがしい気持ちになりました。こんなに寒いのに、小さな花を咲かせているなんて。愛くるしく感じました。

 庭の草引くや手元の日脚伸ぶ。

とき色に明け染むるなり寒の朝。

寒けいこめきて早起き体操ス。

奔放に枝の伸びたる枯れ木かな。  馬場路哉

1月23日

朝から氷点下という寒さでした。でもどんよりとした雲行きで何とか半日雨が降らずに過ぎましたが午後からは冷たい雨です。ホッカイロもあまり効果が感じられません。

荒れ畑草を刈られて霜白し。

藪椿早咲き満ちて鳥通ふ。

玉の風谷に轟き寒波来る。

水平の布引の山初景色。  馬場路哉

大寒が続いています。早く春の訪れが届いてほしいですね。もう少し、の我慢と一日一日生かされていることに感謝して暖かい春を待ち焦がれています。

 1月27日

ジャーナルではたくさんの主人の俳句を載せていただき、大喜びしています。できるだけ信仰的なものを作っているというのです。俳句を作る意欲が消えずにいるのも、ジャーナルのおかげです。朝は4時30分から起きて聖書通読、続けて俳句を練っているようです。このように自分を表現して認めていただく場所があるから続けられるのです。読んでいただく方たちには大変申し訳ないのですが。

大寒や不死の願いを祈りける。

蝋梅や窪に日差しの届きける。

風雪の無きをよろこび鳥鳴きぬ。

夜明けなばとびたちにける寒カラス。

けらの音姿見えれ場小さかり。(けらとはキツツキのことだそうです。そういえば古い小屋の戸にはキツツキがつついた跡が残っています。) 馬場路哉

2月号をお届けいただいて、一足早く春を感じさせてくれたようでとてもうれしく感謝して読ませていただいています。

 1月31日

 今朝の冷たかったこと。久しぶりに朝の散歩に出かけましたが、まつげが凍って歩くとほほに水が伝ってくるのです。氷点下の寒さです。1月が今日で終わりですね。2月になって少しは寒さが和らいでくれるでしょうか。そのような思いを抱いて今月も一歩一歩踏みしめて歩んでまいりたいです。

エフェタとは開けとのこと読み初む。

寒の朝頭を垂れて祈りけり。

重ね着で今日の一日を乗り切らむ。

風花の光の子とて漂ひぬ。

寒風や塀高かりし父の里。(主人の父の里は伊賀の山奥の大山田村猿野というところです。こちらよりももっと寒いところです。)  馬場路哉

 

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」


 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (191)

12月21日

 リハトレに行くことができるまでに体調が回復されたでしょうか。私も少し元気が出てきましたが、この寒さは身に堪えます。イエス様はこのような寒い時期にお生まれになられたのですね。そして私たちの救い主として希望を与えたくださったのですね。感謝します。

喜びと祈りで迎ふクリスマス。

ささやかな贈り物してクリスマス。

音楽に心弾みぬクリスマス。

寒気来る気配に静か夕焼けす。

過疎なれど外灯多く年暮るる。

こうこうと山塊テラス冬の月。  馬場路哉

12月23日

 薄曇りの寒い一日でした。落ち葉があちこちの木々から風に吹かれて家の庭に落ちてきます。よく見ると、一つ、一つ葉っぱの形が違います。同じ橡の葉っぱですのに。これも人間と同じように神様がそれぞれに違った良いものをお与えくださっているように感じられるこの頃です。今週末は今年一番の寒波がやってくる予報です。雪が降ったら一歩も外に出られないのが我が家の一番不便で悲しいところです。

風止みて澄み渡りたる冬の月。

冬霧やすっかり変わる城下町。

シュトーレン送ることとすクリスマス。

棚雲の大空めきて冬の月。  馬場路哉

12月31日

 先ほどから雪が降り始めました。明日に影響が出なければと祈っています。郵便物は雪の中を配る時はチェーンを付けて、両足を地面につけながらいわゆる3本脚走行をしなければなりません。熟練の方たちはいともスムーズに走っていかれますが、慣れない者にとっては至難の技術が必要です。それに少しでもスピードを出すとチェーンは外れてしまいますから、最徐行での配達となります。雪国の方たちの生活のご苦労がこうして雪が降って初めて理解できる愚かなものです。

教会に歌湧き上がるクリスマス。

伊賀広し波打てるかの冬の雲

紺碧の空広ごりぬクリスマス。

おきつもの名張の山や冬霞む。

読み返すパウロの言葉クリスマス。 馬場路哉

1月3日

 鳥の声風の音ありひなたぼこ

読み返すパウロの言葉クリスマス。

犬連れて明け方いきぬ冬の月。

初雪や鈴鹿の山の裾正す。

晩鐘の絵を眺めけるクリスマス。  馬場路哉

今年から役員になった主人は初集会に出かけました。毎月の掃除、草刈りの日程を決めて各家への連絡、税金の集金などなどまた忙しい一年となります。

1月10日

 淡き色なして雑木の山眠る。

夕づつの強く光りて日脚伸ぶ。

第九聴き満足の内年迎ふ。

な滑りそ初雪となる坂の道。

心占む感謝と祈り去年今年。

玄関に香き生けて年新た。(家の庭の隅に、花は咲かせませんがよい香りを放つ葉っぱがあります。それを我が家では俗に香木と読んでいます。)

柔らかき庭の草引く老いの春。  馬場路哉

年が明けて少しずつ日暮れが遅く感じられて寒さの中にも春が近いことがうかがえて感謝です。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (190)

11月20日

 木枯らしが冷たく吹き荒れている中、12月号のジャーナルが届けられました。

感謝して読ませていただきました。心から感謝いたします。読ませていただいていると皆さんから不思議な力をいただくのです。これはやはり主にある方々とのお交わりからなのでしょうね。

伊賀の霧、晴れて囲める山見ゆる。

干し柿哉祖父の苦労を偲びける。

イワシ雲朝日に向かひ流れけり。

伊賀広し黄色を呈す羊の穂。

草刈りの暫く終わり冬新に入る。  馬場路哉

11月26日

 こちらは連日、風がとても激しく吹き荒れています。裏山の木々からはその風にあおられて、枯れ葉が次々と我が家の庭先まで飛んできます。主人はきれい好きなので、その葉っぱをきれいに掃いています。掃いたと思ったらまたすぐに枯れ葉が飛んできます。イタチごっこです。私は枯れ葉が庭にたくさん舞っていようと気になりませんが、ここ山添村の方たちはとてもその枯れ葉が気になるようです。どのお家もきれいに葉っぱを掃きだしています。

野良猫のそばに座りぬ日向ぼこ。(すっかり我が家の家族になった猫のシマちゃんです。)

刷毛を持てさっと描かれ秋の雲。

デイサービス翁の待つや寒き朝。(一番風邪の激しく吹くところのおうちの方です。)

なり年の柿そのままに鳥の餌。

なびきをる広き瓦の枯れすすき。  馬場路哉

篠田先生の“あなたに聖書を”が終了してしまいましたね。なんだか寂しいです。わかりやすいお話でしたから。日本伝道百年史では私が生まれた高知の地名がたくさん出てきて聞きなれた地名に懐かしさを覚えます。私が生まれたのは“中村”というところだったと聞いています。3歳までしかいませんでしたから自分の中での記憶は全くありません。長野へ行ってから母から聞いたことばかりです。

12月4日

お変わりありませんか?そしてこの時期になってまたオミクロン株という新しいコロナ菌が入ってきました。嫌な予感がしてきます。

山茶花の三色どれも主張しぬ。

あれこれと趣味の話しす年の暮れ。

水鳥の一群をりぬ浄瑠璃寺。

診察を待つ間読書の秋となる。  

15年目を迎えた検査ですがやはり待つ間の緊張感は変わりませんね。) 

なり年の柿はなぞへに満つるなり。

温みある山辺の橡紅葉かな。

山茶花の三色どれも主張しぬ。

山の田の小川の水の澄みにけり。

全身に熱の満つなりひなたぼこ。  馬場路哉

12月12日

 いよいよクリスマスが近づいてきましたね。スーパーへ行くと大きなお菓子が並んでいます。サンタクロースの顔をした袋もたくさん置かれています。何人の人たちが救い主イエス様のお生まれになったことを知っているのだろうと、ふと考えてしまいます。 

目離しをできぬみどりごアドベント。

柔らかな草引きをする日なたぼこ

憎しみを除くみどりごクリスマス。

賛美歌を老ひも歌いてクリスマス。

許すこと諭すイエスやクリスマス。

喜びと祈りを教うクリスマス。  馬場路哉

私は毎朝の散歩で待降節の讃美歌を賛美しながら自分自身を励ましています。

大きな声を出してうたっていてもほとんど人はおりませんから。とても快適です。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (189)

10月18日

 昨日は冷たい雨、今朝は3・5度まで下がりました。震えあがってストーブを付けての朝の準備です。急変する気候についていくのはとても困難になってきました。昨夜はこたつを引っ張り出して、休みました。

鹿の鳴く夕べ迎へぬ過疎の村。

山の井家ジュンサイひそかに伸びてをり。

若き日の右近の城址山装ふ。 

この気象芭蕉大きく化けにけり。

木犀やなぞへを染めて彼岸花。  馬場路哉

10月20日

 昨日、思い切り後頭部を打ち、背骨も痛み出したのですが。何とか24時間が過ぎ、今のところ、右手薬指、右足の裏、左手首が少し痛む程度です。もちろん頭はガーンとうったのですから、今日も重く感じます。慌てることは禁物ですね。

しっかり地面を見て、床の段差を見て一歩を踏み出すようにしなければ、大変な事故につながることを思い知らされた一瞬でした。

10月25日

 こちらは朝から冷たい雨です。一枚多く着込んでいます。昨日は久し振りにいつもとは違う場所まで散歩に出かけました。そこは黄色の大きな花を付けた背高泡立ち草が群生していました。その勢いに驚きました。いつもと違う風景は気分転換になります。

夕づつのすぐ出るつるべ落としかな。

夕虹に主のみ恵みを覚ゆなり。

一群の野菊横目に原を刈る。

鹿の鳴く夕迎へぬ過疎の村。

紅葉す草を眺めて狩り進む。  馬場路哉

いつもの散歩道ではハナミズキの葉が見事に紅葉しています。柿の葉もきれいです。これからの散歩は落ち葉を踏みしめながらとなりそうです。

11月4日

 外はもう真っ暗です。お変わりありませんか?こちらは朝と夕方になるととても冷え込んできます。ストーブなしではもう過ごせません。こちらの山々は今秋の色に美しく色づいています。つい見とれてしまってつまずきそうになります。

秋寒の急襲すればあわただし。

自転車と寝袋のあり山の秋。

小鳥来や一日の雨を疎ましと。  馬場路哉

11月8日

 今朝は暖かい朝でした。昨日の夜に比べると3倍も上がっているのです。18度もあるのです。この気候には体調が追いつきません。午後からは急に雨が降りだし、激しい風が吹いてまるで台風のようでした。この激しい風で、大きな樫の木からどんぐりの実がパラパラと、とても激しくお隣の車庫の屋根に落ちて道に転がってきます。うっかり歩いているとそのどんぐりで足を取られて滑りそうになります。樫の実の転がっていないところを選んでしっかり足元を見て歩かないと大変なことになりそうです。

樫の実のあふるるばかり鳥騒ぐ。

歌ふかのピアノを聞きぬ文化の日。

高き寄り紅葉飛びぬ厳かに。

門前に野菊の咲きて床しけり。

晩秋の夕やけ眺めそこらまで。  馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (188)

9月20日

 今までは9月15日が敬老の日でした。ちょっとカレンダーを見てハッと驚きました。今日が敬老の日なんだと娘からハガキが届きました。“いつまでも元気で頑張ってください”とありました。うれしいですね。そういわれるだけで感謝です。

赤赤とますほのすすき日を受くる。(ススキがいっせいに穂を出してきました。

集中すパラリンピック蝉猛る。

新涼や祈りの言葉おのづから。

夕立ちやからす鳥居に宿りをり。  馬場路哉

9月29日

 お昼になると汗ばんできますから、朝はおっていたものは一枚減らします。主人はずいぶんよくなってきて最近、いつものように食欲が出てきました。やれやれというところです。

秋の雲羊の群れに似て進む。

先祖らの覇気を忍びぬ秋彼岸。

伊賀の霧太古の湖を思はしむ。(伊賀の霧がここ山添まで流れてきます。)

爽やかや一つの聖句繙きて。(毎晩聖書は二人で交互に読んでいます。)

緩やかに川会うところ蛍舞ふ。  馬場路哉

10月2日

 山添村の保育園の運動会が行われたようです。保育園児全部合わせて49人というのです。元気に育ってほしいです。教会も伝道していかなければなりませんね。早いもので10月がスタートしてこちらは秋の気配が濃くなってきています。

夕暮れが早いのが寂しく感じられます。それに気ぜわしいのです。明日はまた主人は草刈りの「出会い」です。明日は雨にあわずに終わることができそうです。

燕去る右近流離のあたりへと。

崖の葛花をこぼしぬ過疎の村。

蜘蛛の囲の虹色見する朝日かな。

燕去る右近流離のあたりへと。  馬場路哉

10月4日

 こちらは朝、夕と昼間の気温がとても差があります。草刈りの「出会い」は、とても大変でした。お昼ごろまでかかってしまいました。皆が年を取ってきているので前へ進むのが遅くなりました。草刈り機で刈り取ってくれた草を箒できれいに掃こうとするのですが、重くてなかなかうまく掃くことができません。「出会い」で腰、背中、足などが痛くて起き上がることすら大変でした。先日の検診の結果体幹の筋肉が落ちているのでしっかりリハビリで鍛えなければといわれました。その運動もきつくて筋肉が痛みます。

夏雲の共存すなり秋の雲。

一株の鶏頭残し施設へと。(お隣の88歳になられる方が植えた鶏頭は今年も秋を彩っています。)

秋雨を伴奏にしてつづれさせ。

交通を見張りをるかの案山子かな。

遠くには校舎の見えて野路の秋。  馬場路哉

   馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 


 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (187)

8月19日

いつまで続くのでしょうか。この激しい雨。気持ちまでが憂鬱になってきますね。農家さんは水やりはしなくてよいものの、今度は水が多すぎて根が腐ってしまうと心配しています。一人暮らしの方に電話を掛けましたら、とても心細くなってくると言っています。その方のお家は土砂崩れの心配もなく大丈夫なのですが、気持ちが一人でいるとさみしくなり不安だらけになってくると言うのです。誰とも話す人のいない日々、じっとニュースを見ては夜を過ごす心の準備はしているものの。不安が出てきますとのこと。ほんの数分だけの電話でしたがお互いに励ましあってこの雨が止むまで待とうねと言って電話を切りました。

美しき夏鳥の声,名を知らす。

爽やかや聖霊我を動かさむ。

涼風に棕櫚のそよぎぬ庭の前。

父植えし杉、ヒノキの山茂りかな。

広々と段々の田や稲の花。  馬場路哉

8月26日

 この暑さの中でも、自然界は秋を知らせてくれています。昨日の夕方の散歩では目の前に“秋あかね”が小さな羽を羽ばたかせながら飛び交っているのです。秋のやってくるのを教えてくれているのですね。とても愛くるしく感じました。今朝の散歩では〝けとう“の花が濃い赤紫の花をつけて秋を迎える準備です。この暑さとはもうしばらくのお付き合いだと感じました。

刈り草の雨に濡れしを片付けぬ。

暁のにわかに遅し秋深む。

雀の巣らしきを手にす秋の山。

夕立に一羽のカラス動かざる。

子猫来てしまと名づくや秋初め。  馬場路哉

9月6日

 今朝、萩の花が道端に咲き始めていました。なんとさわやかな薄紫の小さな花なのでしょう。秋らしい気候になってきて早萩の花が咲くとは・・・。萩には二種類あるようです。木のように高いところに咲くのが本物の萩だそうです。私の見つけたのは道端に小さい背丈でしたから、ヌスビトハギというそうです。

朝顔の揃ふやラジオ体操す。

セミの声特進みゆく響きとも。

玄関で毎々したるツバメかな。

瞑想と祈りの時の朝の虫。

早々と畦に垂れをる稲穂かな。  馬場路哉

夜になると虫たちの声が響きます。特にクツワムシがとても賑やかに鳴いています。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (186)

7月16日

 今日は午前中は私一人で家に居ました。すると営業の人が来て1と月でよいから購入してほしいと迫ってきます。少し怖くなりましたが、きっぱりと今は必要ありませんのでと何度も断りましたが、それでも一向に帰ってくれません。こんな時には一人で田舎の家にいるのは身の危険を感じました。恐ろしくしていると、関西電力の方が検針に来てくれましたので、そのしつこい営業マンは怒った様子でそそくさと帰ってくれました。ほっと致しました。田舎の一人暮らしが狙われているとよく耳にします。ですから、こちらも冷静に対処していかなければと考えています。

7月22日

お変わりありませんか?この暑さでバテ気味な私です。でも朝、起きると朝顔が律儀に5つ、6つ花を咲かせて“おはよう”と話しかけてくれました。自然の生き物にも不思議な力があるのですね。神様の御手の中にあることを感謝するものです。

コロナの禍同窓会も夏の夢。

祇園会や雨に端垣刈り込みて。

梅雨明けの近きはずよと夕からず。

驚愕す夕立なれど短かり。

竹の皮道に散り̪しを掃きにけり。  馬場路哉

今日から4連休、静かな山添村です。

7月23日

 今頃になって解任、辞任と騒ぎになっていますが、もう少し以前からわかっていたことではないのかなと思わされるのです。選手にとっては4年間の集大成が出てくるのですから、重圧がのしかかっていることでしょう。テレビ観戦できる私たちは甲子園の高校野球の試合の時のように手に汗を握りながらの応援です。どの種目にも応援しますが、私は陸上競技が一番の応援したい種目です。二番目は競泳です。

クロイチェル聞けばたちまち梅雨あがる、

乙女の死遠く偲びぬ合歓の花。

茂りたる桐の葉高く大いなる。

ホトトギス、生垣刈ると早起きす。  馬場路哉

月29日

 今朝の散歩の帰り道、86歳の方が同じ時刻に畑に来ておられます。“おはようございます”と声をかけると、“あら、暁美さん、まあちょっとお話していきませんか”ということになりました。畑のベンチに座り昔話に花を咲かせました。

“あんた、よう頑張ったな。こんな田舎で。”とほめていただいて気恥ずかしくなりました。お店を経営している方でしたからやはりお言葉が上手ですねと思いながらこちらは聞き役に回っていました。86歳になられているのに草刈り機も自在に使われます。そして畑にこうして決まった時間に歩いてきて、次は何を植えようかと考えて計画を立てるのが楽しくて仕方がない、といっておられました。

何も畑仕事ができない私はうなづくだけでしたが、この太陽を浴びて、汗を流して一日が始まるなんて健康的やね、というと、“これでお金を儲けようと思ってしてへんから、どんな物ができてもうれしいし、楽しみやねんで。そしてもう冬野菜の白菜を植えたのを見せてくれました。元気の良い方から学ぶところがたくさんあった朝の散歩でした。

緑陰や美声を聞かす知らぬ鳥。

数羽のみ残るや帰燕となりにける。

棕櫚の葉のそよぎてをりぬ西日中

しなやかに吹かれてをりぬ青田風。

くちなしの一輪開き間を置きぬ。  馬場路哉

主人は今朝から家の周りの草刈りに精を出していました。

8月10日

 パラリンピックまでまだ少し日にちがありますが、無事に開催されることを願っています。それにしても暑さが厳しいですね。少し体が重いのですが、1週間分の食材を買い求めに上野市まで出かけなければならず大変でした。スーパーで購入したものをエコバッグに入れてかごに積み込んで、そのかごを引っ張っていこうとしていたら、若い店員さんが駆けつけてきてくださって、“その出口までですが押していきましょうか”と。なんとご親切なお言葉でしょう。感謝の気持ちがあふれてきましたが“ありがとうございます。何とか引っ張って行けそうです”と答えて、引っ張ることができました。他人様にはとても危なっかしく見えたのでしょうね。でもそのお気持ちがとてもうれしくなったひと時でした。

直線も三角もある青領かな。

涼新た夜明けとともに来るなり。

鹿の子やガードレールを飛び超ゆる。

布引や垂直に立つ夏の雲

炎天下雇はれ草を刈りをりぬ。  馬場路哉

8月13日 

 身の危険を感じるほどの激しい雨が降り続いています。梅雨末期の大雨のような状態がここしばらく続くようです。外出はできるだけ控えるようにしています。でも明日は奈良市立病院で検診の予約が決まっています。ゆっくり、山道を通って出かけていきます。

くちなしや虫に食はれて一つ咲く。

穴開けてスイカ獣に食われしと。

初秋や紹介したきリルケの詩。

ひたすらにテレビを見られ生身魂。  馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

 (185)

6月19日

 雨が降っていたので朝の散歩はやめました。坂道が多いので危ないからです。

庭のくちなしが小さな蕾をつけ始めました。去年は一つも咲かなかったのですが、今年は冬の寒い時期から虫が来ないように手入れをしたり、薬を掛けたりと世話をし続けてきました。するとそれにこたえるかのように蕾が顔を出してきました。雨の中傘をさして数えてみると5個蕾がありました。真っ白いビロードのような花びら。それに甘い香り。私の大好きな花の一つです。この梅雨のうっとおしさを吹き飛ばしてくれるのです。首を長くして待っていた朝顔は蔓をグングン伸ばして杖に巻き付き始めました。そんなささやかな楽しみを見つけながら雨の時期を少しでも気持ちを明るくしたいと考えています。

美しく伸びて漆の若葉かな。

朝顔に不揃ひなれど竹の杖。

しもつけの咲き初ムるかと揚羽来る。

国道の脇に笹ユリ開くとは。

黒揚羽舞いまいをする暑さかな。  馬場路哉

6月28日

 午後になると真っ黒な雲に覆われ、今もまた雨です。元気なのは玄関先でさえずっているツバメたちです。もう3度目のひなが戻っています。上を見上げると10個ほどのツバメの巣が芸術作品のようにさえ見えるのです。緻密に確実に泥をぬりあげてあります。自然界の生き物たちの生命力のすごさに感心しています。

そのツバメの子供を狙って今日も蛇が庭先でニョロニョロ様子をうかがっていました。

過疎の村勢ひのある柿若葉。

山峡の静寂を破るホトトギス。

耳元ではばたきすなり朝ツバメ

棕櫚の葉の扇と動く青嵐。  馬場路哉

主人の目の検査の一回目が終わりました。老人性のものだといわれていますが、ほおっておくと網膜剥離になる恐れがあるといわれて静かにしています。高齢になってくるとどこからに弱りが出てきますね。

7月8日

 激しい雨が3日間も降り続くと気持ちまでが落ち込んでしまいます。でもこの蒸し暑さでは雨が続きそうな変な予感がいたします。梅雨ですから仕方ありませんね。

虎杖を刈って右近の碑を守る。

緑陰や微風あればなおのこと。

合羽着て草刈りをする出会いかな。

朝顔の蔓しっかりと杖囲む。

山田より高きにスズラン群生す。  馬場路哉

今日もこの雨の中、合羽を着て草刈りの「出会い」です。中止になるかと期待していましたが行われたようです。でもいつもの「出会い」よりは短くて済んだようでほっとしています。雨で、足を滑らせたりしたら大変ですからやれやれというところです。

7月14日

 まもなく夕立がやってきそうです。昨日は晴れ間が広がって、ワクチン接種2度目を無事に終えることができました。その後の痛みはほとんどなく熱も出ずに一日普段通りに過ごすことができました。なんだかほっとしています。

父の日や専業主夫と申されぬ。

さすらいの旅なる生や時鳥。

拾ひもす利久白茶の竹落ち葉。

谷戸の灯のしばらくともる夏夕べ

城下町囲み広ごる青田かな  馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教
 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (184)

 

5月25日

 朝から青空です。気持ちの良い一日となりそうです。

それに今朝、息子は少し興奮した様子で次のように宣言しました。

世界中のワクチン開発のために長年にわたって開発してきた地道な努力が実を結び、コロナに打ち勝つことができる日がやってきたというのです。ワクチンを接種することによって病原菌に対する抗体を体の中で作ることができるようになるのだそうです。そのようなワクチン、薬を開発するために多くのマウスは犠牲になり、また研究員もあまりにも果てしない厳しい研究の道に疲れ、病で倒れていってしまうことが現実です。息子もそのうちの一人ですが。今、こうして各製薬会社が大量に全世界へ向けて送り出しているのです。今こそ、多くの研究者が勝利の喜びを分かち合っていることだろうと言って、郵便の配達の仕事に出かけました。その一言を聞いて、私たちまでもがうれしくなりました。多くの犠牲を払ってようやくたどり着いてワクチンなのですから。

古屋敷涼しくもあり、雪の下。

長雨もどこ吹く風の朝ツバメ。

夕去りて都忘れの端正に。(主人の母が大切にしていたものです。)

夕空を眺むる散歩聖五月。

良き色のありて高原藤掛かる。  馬塲路哉

上野市民病院で定期健診を受けてきた主人は神様の憐れみによって異常なしといっていただきました。14年目になります。心から感謝して今生きています。

 

5月27日

 ケンケンとキジの出で立ち目立ちけり。

けしの花混じる草原刈りにけり。

とある町血のいろなして夕焼けす。

薄曇りしみじみと沁む若葉なる。  馬塲路哉

朝から非常に激しい雨に見舞われましたが、今は小雨になりほっとしているところです。あちこちのお花畑のお花が夏の花に入れ替わっています。洋花のようで名前でわかりませんがとてもかわいらしい花で、白とピンクが入り混じっています。野生の花では卯の花が滴るかのように路にまではみ出て白い小さな花をたくさんつけています。ミカンの花や、八朔の花も白い小さな花をつけてよい香りを放っています。

 

6月4日

 小雨になった時もありましたが、また降り出しています。前線を低気圧が刺激しているようです。ツバメたちはさすがにこの雨には困ったようで、家の玄関先で朝からピーピーとにぎやかにしています。二番目の雛たちが戻り、我が家の庭は何匹ものツバメたちの遊び場になっています。遠いフィリピンからきてくれているのですから、この時ぐらいは玄関を夜も少し開け放ってツバメが出入りしやすいように配慮しています。生き物たちと一緒にいるだけで心和むのです。不思議ですね。猫がいなくなってからはどうも夜中にネズミが出入りしているようです。ネズミと蛇は苦手な私です。

雪の下すがすがし刈り古屋敷。

子ツバメの餌に喜ぶ声揃ふ。

三重奏安らかにして五月の夜。

ワクチンの接種会場つつじ咲く。  馬塲路哉

 

6月11日

 くもり空の朝でした。雨が降るかと思っていたら晴れてきました。風がすがすがしく吹き続けています。体感的には気持ちの良い気候です。新聞のコラムに載っていたことですが、人間は大自然の中に入ると心が癒されて安定してくると。

まさにここ山添村は自然の中にあります。朝早くからツバメが声を響かせ、午後にはホトトギスや時季外れの鶯が声を響かせてくれるのです。

入りたる女性の訃報梅雨寒し。(金城高校での信友です。)

竹落ち葉利休白茶と眺めけり。

天国を約巣説教聖五月。

山峡に光のさして明け易し。

今年また強さを見せて夏アザミ。  馬塲路哉。

アザミの凛とした姿には強さがあります。私もアザミのように一日頑張ろうと思わされています。

馬場暁美

「上野緑ケ丘教会会員」

ブログ内検索
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

b997b4d0.jpg
 









「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
 a0528a6b.jpg









「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

0eb70a0b.jpg








さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

Copyright © [   つのぶえジャーナル ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]